まいどどうも。仮想通貨フーリガンいぬゆなです。

本日は渋谷駅〜原宿駅エリアで約1週間にわたり行われる都市回遊型イベント『SOCIAL INNOVATION WEEK SHIBUYA』のサテライトプログラム、『ブロックチェーンがつくる、あたらしい未来』のレポートをお送りします。

電力・送金・人物評価など、仮想通貨"以外"でブロックチェーン技術を利用する動きが活発になっている昨今。ブロックチェーンで世の中はどう変わるのか? このイベントを通じて見えてくるかもしれません。

第1部 パネルディスカッション

前半は『新しいモノとお金の流れをつくる(ブロックチェーン2.0)』というテーマで、阿部力也(デジタルグリッド株式会社 代表取締役)、藤井達人(三菱UFJフィナンシャル・グループ デジタル企画部)、今井崇也(マスタリングビットコイン 代表翻訳者)、安昌浩(株式会社ALIS CEO)らが登壇。

「電力とブロックチェーンとの関係」と言ってもピンと来ないかもしれませんが、電力市場にブロックチェーン技術を使用することで、エネルギー制約からの開放、地球環境問題の緩和、エネルギーを巡る紛争の減少なども期待できるとのこと。阿部氏はブロックチェーンと仮想通貨を使った決済も行われるようになると予想しています。

ブロックチェーンについての取り組みを進めている金融機関はいくつもあります。例えば、紙の小切手を使っている国が、小切手を仮想通貨・ブロックチェーンでデジカル化しようと試みたり。

三菱UFJ銀行は独自の仮想通貨「MUFGコイン」を発行し、すでに社内のコンビニでの決済等、認証実験も行っています。

 

後半は「ブロックチェーンの完全な記録は人と行為を評価できるか?」というテーマで、福田 峰之(元内閣府副大臣)、曽根秀晶(ランサーズ取締役)、市ノ澤充(株式会社VOTE FOR代表取締役)、本間善實(日本デジタルマネー協会 代表理事)らが登壇。

仕事の多様化は世界的に進んでいて、米国においては広義のフリーランスが50%を超える見込み。フリーランスが当たり前の世界になる中、仕事に関する履歴をブロックチェーンで管理するというアイデアがあるとのこと。

つくば市で行われたブロックチェーン技術を使った投票の認証実験。ブロックチェーン技術は投票データの取扱部分のみで使用されました。投票データを暗号化し、3台のサーバで分散管理することで高い非改ざん性が実現できたとのこと。

第2部 世界初 ブロックチェーンを活用したレズビアンカップル宣誓式

第2部では、ブロックチェーンを利用した世界初のレズビアンカップル宣誓式が行われました。2人の名前と宣誓文が、ブロックチェーン上に刻まれるのです。

永田龍太郎氏(渋谷区総務部 男女平等・ダイバーシティ推進担当課長)による、渋谷区の取り組みの説明

同性カップル同士のパートナーシップ証明書を日本で初めて発行したのは、ここ渋谷区。「ちがいをちからに変える街」を自治体としての基本構想に掲げており、ダイバーシティ(多様性)とインクルージョン(多様性をエネルギーに変えること)を強く発信しています。

暖かいムードの中、拍手が起こる会場。まさにブロックチェーンがあたらしい未来を作る瞬間に立ち会わせてもらいました。

第3部 交流会

仮想通貨イベントの最後には軽食が振る舞われつつの交流会がセッティングされるのが定番。お久しぶりの食レポコーナーです。本日はFoodist Linkさんによるケータリングがメイン。

皮もそのまま食べられる美味しいやつ! インスタ映えるやつ! めちゃくちゃ食べました。

「ブロックチェーンにマグロや日本酒を乗せる」という文字で見るとインパクトありすぎなブース出展も。産地や流通に関わった人の名前をブロックチェーンで管理するというシステムも、今後一般化するかもしれませんね。

ということで、ブロックチェーンがつくる、あたらしい未来』のレポートでした!

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