<12月29日こよりが注目する仮想通貨ニュース>

クラーケンがリップル(XRP)とビットコインキャッシュ(BCH)の証拠金取引を開始

仮想通貨取引所クラーケン(Kraken)が28日、新たなに仮想通貨リップル(XRP)とビットコインキャッシュ(BCH)の証拠金取引を開始すると発表。

これにより、クラーケンではビットコインやイーサリアムなど8種類の仮想通貨で証拠金取引が可能となります。

今回発表された新たな証拠金取引ペアとレバレッジ倍率は以下の通りです。

リップル(XRP)
  • XRP/XBT…2倍
  • XRP/USD…2-5倍
  • XRP/EUR…2-5倍
ビットコインキャッシュ(BCH)
  • BCH/XBT…2倍
  • BCH/USD…2-3倍
  • BCH/EUR…2-3倍

日本居住者の利用は不可

仮想通貨取引所クラーケン(Kraken)は、日本居住者向けの仮想通貨交換業者サービスの廃止を発表している為、現在日本居住者からの新規アカウント登録は受け付けておりません。

シンガポール拠点の仮想通貨取引所、XRP(リップル)取引ペアを公開募集

すでにXRP基軸通貨の取引ペア16種を提供しているシンガポール拠点の仮想通貨取引所Bitrueは、公式ツイッターにて「今後数ヶ月、より多くのXRP取引ペアを提供するために、オンボーディング(募集)を開始する」と発表しました。

また、「2019年の1週目では、5つのペアの提供を予定し、コミュニティ・ユーザーから欲しい取引ペアを書き留めてください」と公募しています。

同取引所のCEOによれば、BitrueのXRPマーケットの取引高は開業4ヶ月ですでに、PoloniexやBittrexのXRPマーケットを上回っており、世界におけるXRP出来高の約2%を占めている様な流動性を持っていると主張。

最近では、世界取引高No.1仮想通貨取引所Binance(バイナンス)がXRPを基軸通貨の一つとして取り扱いを開始、続々とXRPマーケットの拡大が進んでいます。

参考CoinPost

来年の仮想通貨業界予想、「機関投資家向けの取引所が競争を繰り広げる」

スイスを本拠とする海外仮想通貨取引所シェイプシフトCEOのエリック・ボールヒーズ氏が、来年の仮想通貨業界について「バックトやナスダックのビットコイン先物取引、そのほか新たに機関投資家向けのビットコイン取引所が台頭し競争を繰り広げるだろう」と、コインテレグラフ日本版のメールインタビューにて答えました。

2018年は仮想通貨にとってどんな1年であったか」との質問に対し、ボールヒーズ氏は以下のように答えています。

「両極端に特徴づけられた1年だった。2017年に起きた仮想通貨のバブルは自然な回帰的な動きをした事で、価格は惨憺たるものだった。一方では、ビットコインのライトニング・ネットワークの開発が大きく進んだ事や、仮想通貨関連企業が成長を遂げ、1年を通して資金的に堅調だったと言える。しかし、規制がこの仮想通貨業界にいる全員に大きく影響してきており、企業やイノベーションの妨げになっている」

また、「2019年の仮想通貨業界の注目ポイントは?どんな年になるか?」との問いに対しては、

「2019年はブロックチェーンゲームと、トークン化されたゲーム上の資産(ERC721等に準拠した橙不可能トークン)の年になる」、「(米インターコンチネンタル取引所による仮想通貨プラットフォーム)Bakkt、ナスダックのビットコイン先物取引サービス、さらに1~2社の機関投資家向けビットコイン取引所が台頭し競争を繰り広げるだろう。」、「イーサリアムがスマートコントラクトや分散型アプリ(dApps)の分野で、EOS等のプロジェクトと本格的な競争になるだろう。この競争はそれぞれのブロックチェーン上におけるイノベーションを促進するはずだ。一方で、分散型アプリの分野ではビットコインはさらに遅れをとるだろう。(ただしそれはビットコインが一番安定性・信頼性・安全性が高いブロックチェーンであり続けるということなので良いことかもしれない。)」

と答えています。

仮想通貨市場はこれまで、主に個人投資家における売買が主軸でしたが、規制が整い始めた仮想通貨市場は成熟期を迎え、2019年以降は機関投資家の参入により加速度的に成長・発展していくことが予想されます。

参考コインテレグラフ

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