<8月28日こよりが注目する仮想通貨ニュース>

「XRP売却停止署名運動」について、リップル社CEOが異例の説明

リップル社のCEO Brad Garlinghouse氏は、直近のXRPに関するネガティブなニュースについて、異例の声明をSNS上で発表しました。

XRPに関してはいつもFUDはあるものの、裁判や売却に関する二つのテーマに関しては、コメントせざるを得ないとして、ツイートを投稿しています。

説明したテーマは以下の2点です。

  • XRP有価証券問題をめぐる米国の裁判
  • リップル社による毎月のXRP売却

裁判に関して

裁判について説明したGarlinghouse氏は、集団訴訟の被告側の立場として、詳細は語らないとしつつも、9月19日までに会社から対応が発表されると言及しました。「SECの仮想通貨ICOガイダンスは法律ではない。明らかにXRPは有価証券に該当せず、UKの規制当局も有価証券ではないと判断している。」と強調。

8月5日、リップル社に対して集団訴訟を起こしているXRP投資家グループは、新たな修正訴状を裁判所に提出。新たな訴訟により、ここ1年ほど継続しているリップル社に対する裁判は新展開を迎えています。

今回の訴訟では、SECの新仮想通貨ガイダンスをもとに、XRPが未登録有価証券であると主張したもので、同ガイダンスが裁判に用いられる初の事例としても注目を集めていました。

リップル社は、米時間9月19日までにこの訴訟に応じる必要があります。

さらに、リップル社の政府関係グローバル部門を統括するMichelle Bond氏も、先日公開したビデオで、英国の金融行動監督機構(FCA)の仮想通貨ガイダンスで定義されたトークンの分類法を取り上げ、XRPがユーティリティトークンとエクスチェンジトークンの両方の特徴を併せ持っていると述べています。

XRP売却停止運動について

次にGarlinghouseは直近SNS上で、リップル社が毎月XRPを売却していることに対して、「XRP売却停止要請運動」が起きている状況について説明を行ないました。

背景として、キャンペーンサイトchange.orgにて、リップル社のXRP売却停止を求める署名運動として、Stop Ripple Dumping:XRP売却停止要請運動」が先月より行われています。

Garlinghouse氏はリップル社のXRP販売についてこのように話しています。

XRPの販売はXRPの有用性を促進するものだ。例えば、リップルネットの構築や、XRPを利用する企業DharmaやForteの事業を支援するなど。

実際、リップル社は四半期ごとに、XRPの売却量を減らしている。

現に、BTCとETHのインフレ率に比べ、XRPのインフレ率は減少傾向にある。

最後に、Garlinghouse氏は「リップル社は四半期レポートを公開するなどで、企業の透明性と業界の基準を推進し続ける。我々の見解ではなく、『事実』である。」と語りました。

参考CoinPost

モーニングスター株式会社、仮想通貨XRPによる中間配当を発表

SBIグローバルアセットマネジメントの子会社である投資評価会社のモーニングスター株式会社は28日、9月30日を基準日とする2020年3月期中間配当として、同社株を100株以上保有する株主に、30 XRPを贈る株主優待の実施を行うと発表しました。

なお、2020年3月期中間配当を一株7円とするとも明かしています。

モーニングスターによると、XRPを受ける手続きとして、対象となる株主はSBI VCトレード口座開設が必要になり、モーニングスターの口座から株主のVCトレード口座へXRPが振り込む形式になるとのこと。

100株以上を保有する株主には、一律、30 XRPを贈呈するというものです。

モーニングスター側はXRPを贈呈する目的に関してこのように説明しています 

XRPの実用性は今後一層高まり、資産運用においても重要な資産クラスになると考えている。

株主にはXRPに触れる機会を提供する株主優待とした。

参考CoinPost

連邦裁判所判事が「詐欺」と断罪 クレイグ・ライト、刑務所行きも

フロリダ州で行われた自称サトシ・ナカモトと故デイブ・クレイマン氏の資産管理人の裁判で、28日、フロリダ州裁判所のマジストレート・レインハート判事が出した判決(Order)書が公開されました

ニューヨーク州の弁護士であるダニエル・ケルマン氏は、レインハート判事が「ライト氏がサトシ・ナカモトかどうかを決める立場にはない」と明言したことに注目。市場の懸念材料となっていた約100万のビットコインについても、相場への影響はないだろうという見方を示しているようです。

刑務所行きの可能性も

レインハート判事の判決文の中には、ライト氏にとって厳しい言葉が並んでいます。

「ライト博士は、意図的に詐欺的な文書を裁判所に提出し、判決のプロセスを妨げ、証言で偽証した。司法にこれほど反するものはない」

ケルマン氏曰く、「米連邦裁判所の判事は言葉を慎重に選ぶ」と指摘。「偽証」や「意図的に詐欺的な文書を裁判所に提出」という言葉を使うということは、「事態の深刻さを表している」と解説。

「言い換えると、クレイグ・ライトは嘘つきで詐欺師ということだ(中略)検察官による捜査がなければ驚くだろう」

ケルマン氏は、ライト氏は重罪と見ており、刑務所行きもありえるとみています。

参考コインテレグラフ

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