ビットコインの暴落が止まらないですね...<11月24日こよりが注目する仮想通貨ニュース>

強い仮想通貨はITバブル後のAmazonのように復活するとの見方

仮想通貨トレーディング企業のジェネシス・トレーディングとジェネシス・トレーディング・キャピタルのマイケル・モロCEOは23日、CNBCとのインタビューの中で、ビットコイン(BTC)の価格は3000ドル (約34万円)で底を打つ可能性があると語りました。

仮想通貨トレーダーのモロCEOは、下落中のビットコインを買わないようにアドバイスしています。

「ビットコインの10年の歴史の中で75%以上価格が減少するのは5回目か6回目だ。だから(長期的な)視点があるなら、機関投資家はビットコイン価格が18年にいくらで終わるのかを究極的には気にしないと思う。3〜5年のスパンで物事を考えているのだから」

ビットコインの低価格がマイナーに与える影響について問われると、モロCEOは「ハッシュレートが下がった」のだから、ビットコイン1つをマイニングするコストは下がるだろうと述べていますが、最近の仮想通貨市場の低迷により、中国人運営者たちは損をしてまでもマイニング装置の売却を余儀なくされている状況ともいわれています。

今回のビットコインの暴落を、2000年代初めのITバブル崩壊になぞらえて考えているのは、ベンチャーキャピタル企業クリプトオラクルでパートナーを務めるルー・カーナー氏。

カーナー氏は、たとえバブル崩壊があっても、強い仮想通貨はITバブル後のAmazonのように復活するとの見方を示しています。

Amazonは2年間で95%以上も下落した過去があります。しかしその後、Amazonは長い期間をかけて米国第2位の企業にまでのし上がり、市場価格1兆円を達成しています。

ビットコインは現在、最高値から80%以上下落している状況です。今後相場が反転して価格上昇へと向かった時、Amazonのように最高値(ビットコインでいう240万円)を越えてくる可能性は十分にあると考えられます。

参考コインテレグラフ

なぜ分裂通貨BCHSVが50%価格上昇したのか?

ビットコインキャッシュをめぐるハッシュウォーはついに沈静化に向かっている状況。

ここ数週間の中で、ABC陣営、SV陣営の両者がビットコインキャッシュの名前やネットワークを引き継ぐために衝突していましたが、この戦いは仮想通貨市場に不安をもたらし、多くの通貨の価格下落を引き起こした要因の一つとなっています。

また、ビットコインキャッシュの価格自体も、分裂前からおよそ50%ほどの価格下落を記録するほど、厳しい動きが続いており、通貨分裂による価格の分裂にまで繋がっています。

こんな状況の中、ビットコインSVを強く支持するCoingeekは自身のHPを更新し、SV陣営の有力な支持者であるCalvin Ayre氏が”Original Bitcoin will live on as Bitcoin SV (本物のビットコインはビットコインSVである)”と題して騒動の見解を示しました。

我々はもはや”ビットコインキャッシュ”を名乗りたいとは思わない。何故ならビットコインSVは”original Bitcoin“であり、”Original Bitcoin Cash”ではないからだ。我々は今後も、自身のネットワークを維持し続けていくことに尽力するつもりだ。(原文より抜粋)

この表明では、ビットコインSVの今後のあり方を示しており、ビットコインSVはあくまでビットコインキャッシュを引き継ぐという動きではなく、Satoshi Nakamotoが提案したビットコインの理念を追求することに努めるとしていることを意味しています。

これによって、市場ではBCHのティッカー(シンボルマーク)を争う動きが収束しているとの見方も強まっており、リプレイプロテクションの実装も含め、分裂後の騒動にも収束に向かうと見られています。

表明をしたことでBCHSV価格は前日比で50%を超える価格上昇を遂げており、現在61ドル付近で推移しています。

今後は、ABC陣営、すなわちロジャー・バーやビットメイン社などが大きく支持するビットコインABCが”ビットコインキャッシュ”の名前を引き継ぐことになる可能性が高いという見方が強まっています。

参考CoinPost

仮想通貨イーサリアム開発者「技術開発のロードマップ加速へ」

10月の終わりに開催されたDevCon4にて4回の秘密会議が行われたが、そこでイーサリアム開発者らは内密に「ethereum 1x」とネーミングされたアップグレードを2019年の6月に行う計画について、議論を行っていたことが明らかとなりました。

アップグレードの討議内容
  • システム全体のアップグレード。目標は2019年半ば。(上述したハードフォークとは異なったもの)
  • イーサリアム・バーチャルマシンからEWASMへの移行。
  • スマートコントラクト向けの「ストレージフィー(保管料)」というコンセプトの提案

仮想通貨市場の低迷が続いている中でも、イーサリアム開発者はネットワークの発展を続けるため、このような会議を行っています。

アップグレードに関するディスカッションは、そうしたイーサリアム開発者のプラットフォームを効率化しようとする姿勢を象徵するものとなりました。

この情報はイーサリアム バーチャルマシンのエンジニアであるGreg Colvin氏が、金曜日にGithub上にその議論に関するドキュメントをアップロードしたことから判明しました。

参考CoinPost

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