こんにちは!くりぷちゃんです!

最近のビットコインは局面(トレンド発生前・転換時の大事な場面のこと)続きですね…。
こうゆうときの分析はとても難しく、テクニカル分析だけみてると説明しきれない部分が多々あります。

では、テクニカル分析以外で状況を判断するためにはどうすればいいのでしょうか?
市場全体を見通すためにはチャートだけではなく、いろいろな情報を分析して方向感を読み解く必要があります。
レンディング金利、ヘッジファンドのポジション情報、大手取引所のロングショート比、etc…トレードする上で参考にするべき情報はチャート外にもたくさんあり、それぞれの情報の使いどころを見極めなくてはいけません。

いろいろな情報の中でも私が特に重視しているのが時価総額です。
時価総額の増減は仮想通貨全体のトレンドを示しており、BTCFXをする方だけではなく、現物トレードの方にも重要な指標となります。
きょうはそんな時価総額について私なりの読み解き方を伝授したいと思います(∩´∀`)∩

時価総額ってなあに?

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時価総額の時価とは各コインにおけるその時の市場での価格であり、総額はその時価に発行済みのコイン数を掛けた数字の額のことです。
例えば、2018/10/10だと216,331,522,579ドル(ざっくり計算で25兆円)分の暗号通貨が世界に存在しています。

時価総額を確認できるのはCoinMarketCapというサイトです。

とても見やすく2,000通貨以上の通貨情報がのっており知名度もいちばん高いサイトなのですが、情報を操作しているのではないかという噂もちらほら(あくまでも噂で裏があるわけではありません)。
そのため、私はもうひとつbigurというサイトも参考にしています。

時価総額をチェックすることで把握できるのは仮想通貨全体のお金の流れです。
具体例を見ていきましょう!

値段と一緒に時価総額があがるとき

時価総額が上がるということは、外部から仮想通貨界隈に新規の資金が流入しているということです。

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去年の年末はまさにその状況であり、仮想通貨に法定通貨が次々と投入され、11月から1月の2ヶ月間で時価総額は約4倍になりました。
ビットコインをはじめとして仮想通貨は軒並み値上がり、100倍になったコインもちらほらΣ(・ω・ノ)ノ

私は去年FXをやっていなかったのですが、当時のFXトレーダーからは「この頃のテクニカル指標は参考にならないものが多かった」とよく聞きます。
トレンド時に弱いオシレーターはもちろん、エリオット波動でも5派が延長される一方だったとか。

年末のバブル相場時だけではなく、9月中旬にリップルが急騰したときも同じ状況でした。
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こちらはBinanceのXRP/BTCの4時間足チャートです。
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当時の時価総額をみるとXRPの急騰に合わせて時価総額も急騰しているのがわかります。
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こちらはBitFinexのBTC/USDの4時間足チャートです。
通常アルトコインはビットコインに連動することが多いのですが、BTCはレンジ幅内で価格が推移しており、逆にXRP主導となっていました。

これらの情報から、今回の暴騰は法定通貨でリップルが購入された結果引き起こされた、つまり何らかの理由でXRPに新規資金が流入していると判断できます。
その結果、リップルはテクニカル分析的に止まるであろうラインを次々と飛び越え、30円前後だったものが一気に85円を超えるところまで価格を伸ばしました。

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以上の例からわかるように、時価総額と値段が一緒に上がっている場合は貪欲に利益を伸ばすのが正解です。
最近のレンジ相場で培ったテクニカル技術はいったん置いときましょう。

値段があがるのに時価総額はあがらないとき

時価総額が増えずにコインの値段が上がる場合は、内部で資金が循環しているだけだということです。

前述したリップル高騰後にBCHが高騰した際は時価総額は上がりきらずに先に減少していきました。
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こちらはBitFinexのBCH/BTCの4時間足チャートです。
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当時の時価総額をみるとBCHは急騰しつづけるのに時価総額は逆に減少しています。

つまり、新規資金の流入ではなく別のコインから資金が移ってきて値段が上がっていると判断できます。
今回の場合は数日前のXRPの暴騰でうまくのれたアルトコインFX勢が、つぎの金脈をもとめてHFを控えるBCHに目をつけたのではないかと推測しています。

このような状況のときはテクニカルが良く効きます
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BCHの場合も多くのテクニカルトレーダーが意識するであろうラインでぴったり反発しました。
そしてその後はだらだらと下げ続ける結果に。

値段の上昇に対して時価総額がついてこない場合は、テクニカル分析を参考に細かく利確するのが正解だということが分かります。

流れをみきわめよう!

ビットコイン⇔アルトコインの資金の流れを把握するときにヒントとなるのがドミナンスです。

コインからコインへ資金が移動すると仮想通貨全体に対するコインの占めるシェアが変わります。
それを%で表しているのがドミナンスです。
BTCのシェアが増え続けているときはビットコインのターンのなり、逆にBTCのシェアが下落しているときはアルトコインのターンとなります。

7月8月にBTCが上昇トレンドになっていた際はBTCシェアが右肩上がりとなり、アルトシェアは右肩下がりとなりました。

また、各コインごとのドミナンスシェアに注目することで話題になっているコインの盛り上がり具合や、資金はどこから流れてきているのかを判断することができます。

時価総額をチェックするときはそれぞれのコイン時価総額、そしてドミナンスも細かくチェックするようにしましょう。

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もうひとつ資金の流れを判断する材料として挙げられるのが"過熱感"です。
機関投資家なども参入していますが、現状で仮想通貨を触っているのはやはり一般投資家がメインです。
そのため界隈の過熱感もチャート外から読み取れる大切な指標となります。

私が界隈の過熱感を図るときに見ているのがtwitter各取引所のチャットです。
取引所のチャット情報を分析する際には、通貨パイセン(改)(@next_coin)のポジネガ比推移も参考にしています。

https://platform.twitter.com/widgets.js

それぞれのコインに対する発言数やポジトークの量、またそれらの発言をするアカウントの性質から天井や底次に注目されるコインを分析することができます。
誰の発言がどの層にリーチするのか、どういう人が反応するのかを常に意識するようにしましょう。

まとめ

以上がわたしなりの時価総額の読み解き方です。

価格が急騰しているときは時価総額をチェックします。
時価総額もあがっている、つまり新規資金が入っているなら貪欲に利益を伸ばす
時価総額が変わらない場合はテクニカルで意識されるラインをしっかりと判断し、細かく利確をする

複雑に見ているわけではないですが、これを意識するだけでトレードの判断の質が高まるのでよければ参考にしてください。

くりぷちゃん♧ブロックチェーンです!!

読んでくださりありがとうございました
初めましての方に軽く自己紹介を(*'▽')

仮想通貨にがっつりはまっている兼業トレーダーです!
わたしが仮想通貨をはじめて買ったのは2015年の春、リップル(XRP)が1.6円の時でした。
はじめはあまり理解せずに未来感に惹かれて買ったものの、すぐに0.7円になり2年間塩漬けに…
その後2017年のGWバブルですっかり界隈にはまってしまい、ビットコインの仕組みブロックチェーン技術についても調べるようになりました。
今の推しコインはイーサリアム(ETH)、エニグマ(ENG)、ネム(XEM)、他にもメジャーアルトはだいたい注目しています。

ちなみに2017年のトレードはひたすらガチホスタイルでアルトコインを買い集めていました。
そしてそのまま2018年年始からの大暴落に巻き込まれ…
このままではだめだと思い1月からテクニカルの勉強をはじめ、今ではすっかりFX中毒にw

最近はプログラミングにもはまっていて自動売買botも製作しました。
AIを使った裁量用ツールも開発中で近々無料公開する予定です。
技術わくわく勢ではあるもののしっかりお金も稼ぎたいスタイルで仮想通貨を楽しんでいます!

仮想通貨のことやトレードについていろいろつぶやいているので、よければツイッターでも仲良くしてください☺

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