ロシア、仮想通貨規制により導入は加速傾向。独自通貨CryptoRubleの発行など

ロシアでは、仮想通貨の取引やブロックチェーン技術に関するがインドラインが準備されており、今年の7月には規制に基づいて合法と見なされる予定です。これを受けて同国内の各機関では仮想通貨やブロックチェーン技術の導入が加速しています。
主要銀行が銀行が仮想通貨取引の実験を行う
主要銀行の一つであるGazprombank(ガズプロムバンク)はスイスの子会社を通じたパイロットプログラムの一環として、仮想通貨の取引を試験的に行う旨を発表しました。
また、ロシア最大の銀行であるSberbank(ズベルバンク)は、2018年1月にスイスで独自の仮想通貨取引所を開く計画を発表しています。
同行はスイスにブロックチェーンプロジェクトをテストするための「ブロックチェーンラボ」を開設しており、現在開発中のブロックチェーンベースのパイロットプロジェクトが20以上あるとも述べています。
規制の策定でプーチンも容認
現在ロシアではDigital Assets Regulation Billの下で規制の策定を進めており、7月にリリースされる最終版ではコインの初期提供やブロックチェーン技術などのガイドラインが合法化させる予定です。
ロシアのプーチン大統領は当初、ビットコインを始めとする仮想通貨市場について中央銀行に支配されず規制されていないという理由から懐疑的な意見を表明していたが、市場と需要の急増を受けて姿勢を軟化させました。
実際に、ロシアはアメリカからの経済制裁などのリスクを回避するために、CryptoRubleと呼ばれる独自の仮想通貨を発行する予定です。
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コインマガジン編集部
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