<8月31日こよりが注目する仮想通貨ニュース>

Galaxy S10が対応仮想通貨銘柄を追加

韓国大手携帯メーカーのサムスンが、Galaxy S10に搭載されている仮想通貨ウォレットに、ステーブルコインを含む3銘柄への対応を追加したことが報じられました。

今回追加されたのはTrueUSD(TUSD)、USD Coin(USDC)、Maker(MKR)で、Galaxy S10のウォレットが対応している仮想通貨は、ビットコイン(BTC)イーサリアム(ETH)バイナンスコイン(BNB)などを含め、合計33種類になります。

このニュースを受け、バイナンスのCZ氏は「この発表は大きい。私はこのスマホを買う。さらに全ての友達に進める。」と言及。仮想通貨の普及に対する期待感が見られます。

なお、S10に独自の仮想通貨ウォレットが搭載されているのは米国、カナダと韓国で販売されるモデルに限定されており、日本などで発売されるモデルは対応しておりません。

参考CoinPost

ブラジルの大手決済企業、国内5,500の自治体にビットコイン(BTC)決済を導入

ブラジルの大手決済企業Cieloが、ビットコイン(BTC)の決済対応を開始し、自社の販売時点情報管理(POS ターミナル)システムを活用して決済にも利用できるようにしたことが、報じられました。

ユーザーが仮想通貨決済を行う場合は、QRコードを利用。CieloのPOSシステム機器でQRコードを作成し、ユーザーがスマートフォンでそれをスキャンすることによって支払いが完了する仕組みとなっています。

Cieloの責任者Paulo Caffarelli氏によれば、本サービスはパートナーシップを結んだ複数の銀行の協力によって支援されています。Cieloは10月にも、POSシステムを利用しなくても仮想通貨決済ができるサービスを始める計画があるとのこと。現状のPOSデバイスの代わりに、QRコードを生成できる独自のモバイルアプリを作って対応。ビットコイン以外の銘柄にも対応するかについては言及されていません。

ブラジルでは、POSシステムを利用せずにモバイルアプリを活用する動きは、他でも見られているという。Cieloの統計によれば、同社はブラジルの5,500の自治体において、POSシステムの機器を計140万台設置しているため、仮想通貨の利用拡大が期待されます。

ブラジルでは最近、仮想通貨が国民の1つの話題になっています。先日、ブラジルの労働組合産業連盟の理事長は政府による新たな税制度がいずれ国民が仮想通貨の利用に移ることを仕向ける予測をしています。既存の現金決済手段に対する増税がかえって仮想通貨の利用(税回避)を助長するのではないかと見られます。

参考CoinPost

インドの富裕層、仮想通貨が4番目の人気資産|BTC・ETH・XRPがトップ3

インドの富裕層(いわゆるスーパーリッチ)において、仮想通貨は4番目に人気のある資産だということを、メディアFinancialExpressが報道しました。

調査では仮想通貨に今後3年以内に「投資をする」と答えた回答者は10%で、不動産、株、債券に次ぐ4番目の人気資産に。

特筆すべきは、回答者の30%弱がビットコイン(BTC)、9%弱がイーサリアム(ETH)、約7%がリップル(XRP)への投資を考えていると答えている点です。これら主要通貨以外の銘柄に関しては、投資したいと答えた回答者は6%に留まっています。

一方、調査に応じた富裕層の半分近くが「仮想通貨についてはあまりわからない」と答えているとのこと。

インドでは仮想通貨取引などに関わる法律・規制は現状不明確であり、仮想通貨の全面禁止を目論んでいる中央銀行はつい先日最高裁の判断によって、仮想通貨の禁止令に対する苦情の処理を強いられています。

参考CoinPost

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