<8月12日こよりが注目する仮想通貨ニュース>

仮想通貨での給与支払いが合法に

ニュージーランドの税務当局は、ビットコインやイーサリアムなど仮想通貨での給与支払いは合法であることを認め、ガイダンスを公表しました。

ガイダンスによると、対象となるのは給料や賃金での支払いの場合のみとなっています。つまり自営業者は対象には当てはまりません。また、仮想通貨が法定通貨に直接的に交換できるときにのみ課税対象になります。

「暗号資産が商品やサービスへの支払い手段として受け入れられていない現環境では、コミッションの見方は、取引所で法定通貨に直接交換できない暗号資産は十分に「マネーのような」機能を持っていると考えられず、それゆえ給料や賃金と考えられない」

また、「マネーのような」仮想通貨は、P2Pの決済システムに依拠していると定義し、商品券や証券などとは異なると指摘しています。

ニュージーランドの税務当局は、仮想通貨が課税対象となるには、仮想通貨が通貨として機能するか、1つ以上の法定通貨に連動していなければならないと考えていることがわかります。

参考コインテレグラフ

イーロン・マスク、仮想通貨推進派の米大統領選候補者を支持

テスラ・モーターズの創業者などで知られるイーロン・マスク氏が、2020年米大統領選の民主党候補の1人、アンドリュー・ヤン氏を支持するとツイートしました。

ヤン氏は11日、「人々がすべての点で私に賛成することに期待しない」とする一方「私は問題解決を試みており異なるアプローチにオープンであるということを信じてほしい」とツイート。これに対してマスク氏は、「私はヤン氏を支持する」と返信しました。

ヤン氏は、ベーシックインカムの提唱者である一方、仮想通貨の支持者でもあります。先日はビットコインのライトニングネットワーク を介した寄付の受付を始めています

一方、マスク氏は仮想通貨に対して煮え切らない態度を示しています。今年2月には「紙幣はなくなって仮想通貨がその地位を奪うだろう」と発言しつつも、エネルギー消費面でビットコインの課題を指摘しています

参考コインテレグラフ

ライトコイン「開発放棄」の噂にチャーリー・リー氏が真っ向から反論

「先ずは、事実関係を明確にしたい。」

時価総額5位の仮想通貨ライトコイン(LTC)の開発者であるチャーリー・リー氏は、ライトコインが開発放棄状態であるとの噂を否定し、その背景を詳しく説明する一連のツイートを発信しました。

ソーシャルメディア上には、特定の仮想通貨に対しての不安・疑念・不信(FUD)を煽る噂が度々現れるが、ライトコインの場合は、ソフトウェア開発プラットフォームGitHub上で、2019年には活発な活動が見られないことから、開発停滞の噂がくすぶっていました。

それに火をつけたのが、アメリカ最大級のソーシャルニュースサイトReddit に投稿された、リー氏と「ライトコイン財団幹部の会話」とされる一連のメッセージでした。

「リーク」として公開された内容では、リー氏がライトコインプロトコルに携わる有能な開発者不足について述べ、それに対し、開発が思うように進まない状況を危惧する財団側の返答となっています。

チャーリー・リー氏の反論

批判に対するリー氏の説明は、次のようになっています。

    • ライトコインの8年に及ぶ歴史の中で、ライトコインコアに取り組んできた開発者は数人だった。(リー氏を含む6名)
    • ライトコインのコードは、意図的にビットコインのコードに近いものにしてあるため、ライトコインのリード開発者に必要とされるのはコードの統合であり、他の開発者の役割コードのレビュー、テスト、Gitian構築だ。
    • ライトコインのGitHubが、2019年には何の活動もしていないように見える理由:

1. ライトコインに適用される更新のほとんどが元々ビットコイン向けに開発されているため、GitHubの性質上、元の開発日と開発者のみが表示されてしまう。

Litecoin Core 0.17.1は今年5月にリリース済みだが、ライトコインの更新としては表示されない。

2. ライトコイン開発者がGitHubのプロジェクトのマスターブランチで作業しないため。(コードを安全に保つための優れた実践方法)

実際、ライトコイン開発者は個人用ブランチでバージョン0.18.1を開発中。

  • ライトコイン開発は上記のような開発手法で、これまでも行ってきたため、昨年もライトコイン開発は中止しているといった同じようなFUDが流布された。

ライトコインは8月5日に、4年ぶり、2度目の半減期を迎え、マイニング報酬が25LTCから12.5LTCに半減されたが、特に大きな動揺もなく無事、実行が終了しています。

デジタルゴールドとしてのビットコインに対し、日常的に使われることを目的として作られたライトコインは、銀(シルバー)に例えられることが多いです。SegWitを導入し、速く安く安全に決済が可能で、積極的に企業との提携も行い、決済サービスへの実用化が期待されていることから、根強いファンも多いようです。

コミュニティとの連携は、仮装通貨の成功に大きな影響力を持っているため、ライトコイン開発者側からの積極的なコミュニケーションが望まれるところです。

参考CoinPost

最新の仮想通貨ニュースをアプリで毎日チェック
  • シリーズ累計DL数30万突破!!
  • 主要ニュースをプッシュ通知でお届け!!
  • トレンドに注目して注目の銘柄を見逃さない!!

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

おすすめの記事