<7月25日こよりが注目する仮想通貨ニュース>

ビットコイン(BTC)の生みの親「サトシ・ナカモト」を名乗る新たな人物が浮上

ビットコイン(BTC)の生みの親「サトシ・ナカモト」を名乗る新たな人物が浮上しました。デボ・ヨーガン・エチエンヌ・ギド(Debo Jurgen Etienne Guido)という名の人物が7月22日、ベルギーから米フロリダ州の連邦裁判所に書簡を提出。

この書簡は、自称サトシ・ナカモトことクレイグ・ライト氏と故デビット・クレイマン氏の遺族との間で争われている裁判を担当しているラインハート判事宛に出されたものです。

ギドと名乗る人物は、書簡の中で次のように述べています。

「私はこの手紙によりここに宣言します。私は、ビットコインブロックチェーンのジェネシスブロックの真のそして唯一のオリジネーター/創設者です。ナカモトサトシのハンドルネームを名乗り、ビットコインのホワイトペーパーを記して公開するのにメールSatoshin@GMX.comを使用した」

今回名乗りを上げたギド氏がツイッターに投稿した画像によれば、クレイマン氏側の弁護士がコンタクトし、ビットコインブロックに互いに署名することを求めています。しかしギド氏は同意せず、「安全な場所」に移動させる必要があると主張しています。

クレイグ・ライト氏に文書偽造の疑惑も

この裁判はそもそも2018年2月にさかのぼります。

起業家の故クレイマン氏の遺族が、オーストラリアのコンピュータ科学者で自称サトシのクレイグ・ライト氏を、ビットコイン(BTC)を奪ったとして訴えました

ライト氏とクレイマン氏は長年パートナー関係でした。クレイマン氏の資産管理人は一緒にマイニングした数十億ドル分のビットコイン(110万BTC)をライト氏が着服したとして、フロリダの裁判所で50億ドル(約5400億円)を請求している。クレイマン氏側は半分の取り分を主張しているものの、これまでライト氏は信託会社が保管しており秘密鍵を覚えていないなどと述べてきました。

裁判所はライト氏にビットコインの保有量を証明するようて命じていたが、6月末の公判でライト氏はそれができませんでした。クレイマン氏に一部の秘密鍵を渡して保管業者に渡すように支持したと主張。一部の鍵は2020年まで分からないとのこと。

参考コインテレグラフ

ノルウェーの優良航空会社が仮想通貨取引所ビジネスを展開へ

ノルウェーの格安航空会社Norwegian Airが、ノルウェー・ブロック・エクスチェンジ(NBX)という仮想通貨取引所の営業を今年の8月に開始することが、地元メディアの報道で明らかになりました。

本取引所は2018年の4月に設立はされていましたが、実サービス開始までに時間を要していました。取引所の営業開始後は、仮想通貨のトレードができるようになるだけでなく、仮想通貨を使った航空券の購入も可能にします。またトレードで付与されたポイントを使って旅行時に割引してもらえるなど、航空会社と連携したサービスを予定。

航空会社と連携したサービスの提供開始日や、支払いに利用できる仮想通貨の銘柄など、公式発表は現時点ではありません。しかしビットコインが利用できるということは複数のメディアの報道からわかっています。

Norwegian Airの創業者の息子であり、同航空会社に勤務するLars Ola Kjos氏は、以前からビットコインに投資。2017年の仮想通貨バブル以前から購入しており、その利益は大きいと見られています。仮想通貨ビジネスに踏み出すことができたのは、同氏の存在が大きいでしょう。

Norwegian Airは、500以上のルートでヨーロッパだけでなく、北米や北アフリカや中東などを運行しています。また航空会社を対象にした権威あるアワードで、低コストで遠距離の最高品質の飛行をしていることが認定され、今年で5年連続で賞を獲得するなど、様々な受賞歴がありサービスに定評があります。

今回の仮想通貨取引所の運営開始の背景には、収入の減少があると見られています。

参考CoinPost

ビットコインSVのハードフォークが成功

仮想通貨ビットコインSV(BSV)は7月24日、ブロックサイズの拡大に成功し、ハードフォークが完了しました。

実施時間予告については混乱があった。ビットメックス・リサーチは7月24日にツイッターで、フォーク予定は午後2時UTC(日本時間午後11時)だが、ビットコイン・アソシエーションのウェブサイトでは午後1時(日本時間午後10時)、ネットワークのアップグレードのコードそのものは午後2時と示していると述べていた。

ビットメックスは、フォークの実施を注意深く見守り、2つのノードの一方のみがアップデートされる様子を同社のウェブサイト「フォークモニター」で公開中継しました。

145.7メガバイトのブロックが確認され、アップデートされなかったノードは他の残りのブロックチェーンと同期せず、フォークが成功。

BSVは、2018年11月にビットコインキャッシュ(BCH)からハードフォークした仮想通貨。ビットコインの創設者「サトシ・ナカモト」を自称するクレイグ・ライト氏が主導しています。

参考コインテレグラフ

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