<5月15日こよりが注目する仮想通貨ニュース>

5万BNB(約1億3600万円)の無料配布

世界最大の仮想通貨取引所バイナンスは15日、システム・アップグレードが完了し、全てのトレーディング活動を日本時間5月15日22時に再開する発表しました。バインアンスは先週に巨額ハッキングにあって以降、入出金を停止。15日正午に始まったアップグレードではトレーディングも停止していました。

トレーディング再開までの間、利用者はオープンオーダーのキャンセル、入金、口座を使った他の機能が利用可能に。出金はトレーディング再開後すぐに利用可能になるとのこと。

またバイナンスは、「バイナンス・コミュニティーへの感謝のしるし」として、5万BNB(約1億3600万円)のギブアウェイ(無料配布)を行うことを発表。日本時間5月15日22時~18日9時までのプロモーション期間で1BTC以上を持つユーザーが5万BNBを山分けするようです。

また本日正午にバイナンスのシステムメンテナンスが開始する直前、バイナンスコイン(BNB)が最高価格(ATH)を更新し、一時25.70ドル(約2819円)に達しました。

バイナンスのハッキング事件後にCZ氏から丁寧な対応などを受けたBNB投資家らの市場に対する信頼が回復している現しといえます。

参考コインテレグラフ

17億円以上流出した仮想通貨取引所Cryptopia、正式に破産を申請

今年の1月に総額17億円以上に相当する仮想通貨が流出した仮想通貨取引所Cryptopia(ニュージランド拠点)は15日をもち、すべての取引サービスを停止し、会社の破産手続きを進めていることを公表しました。

破産申請の業務に依頼されたのは大手会計事務所「Grant Thornton」で、顧客の資産をどのように清算し引き渡すかは発表されていません。

破産に至った理由に関して、Cryptopiaは「事業コストの削減とビジネスプロフィットに向けたマネージメントをしてきたものの、破産清算人を依頼することに決定した。それが顧客やスタッフ、その他の株主の利益に最も見合っていると考えている。」としています。

Cryptopiaは今年1月に2回のハッキング被害を受け、計17億円以上の仮想通貨被害総額を被ったことが報じられていました。

事件が発生後、地元の警察も動き出して捜査を行なっていたとのこと。

参考CoinPost

カストディのビットゴー、コールドウォレットを介した清算・決済を開始

仮想通貨カストディ(資産管理)を手がける「ビットゴー(BitGo)」は、仮想通貨をコールドウォレットから引き出すことなく清算および決済を行えるサービスの開始を発表した。5月14日の同社プレスリリースにおいて明らかにしました

発表によると、同サービスは、金融規制当局から信託会社として認可を受けた仮想通貨取引所「ビットゴー・トラスト・カンパニー」の顧客に対して提供を行うとのこと。

顧客は、預けている仮想通貨をコールドウォレットから引き出すことなく、法規制に準拠しつつ、セキュリティ上安全な決済が迅速に行えます。また取引中も、仮想通貨をコールドウォレットから出さずにロックするため、顧客は取引先リスクを排除できると説明しています。

「従来の仮想通貨取引では、当事者がすべてリスクを負い、取引相手の誠意を頼りに行動する必要があった。これは機関投資家にとって現実的ではない。」

またビットゴーは、セキュリティ上のメリットとして、仮想通貨が常にコールドウォレット上にあり、移動させる必要がない点を強調。仮想通貨は、決済を完了した後にブロックチェーン上に戻されると説明しています。

参考コインテレグラフ

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