新しいICOの形が提案されています...<11月1日こよりが注目する仮想通貨ニュース>

新たなICOを提案

仮想通貨ICOの画期的なスキャム対策の提案として、投資家がスマートコントラクトアドレスにトークンを送り返すことで、投資金を回収することができる「リバーシブルICO(RICO)」という新たな技術を、プラハ開催のイーサリアムカンファレンス「DevCon4」にて、ERC20の開発者Fabian Vogelsteller氏が提案しました。

この技術を一言でいうと、投資家はICOから資金をいつでも取り戻すことが可能となる、というものです。

ICOプロジェクトの内、かなりの割合で約束が守られず、またスキャムであるものも数多く存在している現状の中、『リバーシブルICO(RICO)』という新たな技術は、投資家を保護する役割となり、詐欺の減少が期待されています。

今回提案された『リバーシブルICO(RICO)』を利用すれば、いつでもスマートコントラクト・アドレスにトークンを送り返し、投資したETHを取り戻すことができます。

この新たなICOは、プロジェクトが失敗に終わると集めた資金を返却する仕組みのため、プロジェクト側は、成功させる為の活動をする必要があるし、投資家側は、誤った投資を避けることができるというメリットがあります。

今のICOよりはるかに透明性が増すと考えられています。

参考CoinPost

カーチス全店舗で仮想通貨決済導入へ

取引所BITPoint(ビットポイント)が国内で中古車販売を行う企業カーチスと提携し、中古車購入で仮想通貨決済を導入することが発表されました。

カーチスの公式サイトによると、ビットコイン(BTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、イーサリアム(ETH)で決済を行うことが可能とのことです。

2018年11月1日から仮想通貨決済の実証実験を開始し、まずは「カーチスメガ仙台」「カーチス南港」の2店舗を対象に実証実験を行い、今後は、カーチス全店舗での仮想通貨決済の展開を計画中とのこと。

ウォレットアプリ「BITPoint Wallet」について

ビットポイントが提供しているウォレットアプリで、仮想通貨の送付および受取が可能です。※ご利用には当社に総合口座を開設頂く必要があります。

BITPoint Wallet

カーチスの会社概要

  • 商号:株式会社カーチス
  • 代表者:代表取締役社長 大庭 寿一
  • 設立:1989年12月1日
  • 事業内容:中古車買取事業、販売事業の自動車流通業、及び保険事業
  • URL:https://www.carchs.com/

モルガン・スタンレーが仮想通貨に関するレポートを公開

最大手の金融企業モルガン・スタンレーがビットコインおよび仮想通貨に関する調査結果を公開しました。

公開された調査結果によると、モルガン・スタンレーは「ビットコインを機関投資家向けの新しい資産クラス」と位置付けていることが判明しました。

現状、2018年の1月以降から下落相場が続く仮想通貨市場で最も期待が集まるのが、機関投資家からの資金流入による市場拡大です。

今回の報告書内でモルガン・スタンレーがビットコインを新たな資産クラスと位置付けた事は、ウォール街を代表する企業がビットコインの将来性に少なからず興味を示しているとも捉えることができ、機関投資家からの資金流入が期待されます。

ただ、同時に機関投資家参入への課題も掲載されています。

機関投資家参入への課題

機関投資家参入の障壁と考えられる3つの要因
  1. 不十分な規制とそれに伴う風評被害のリスク
  2. 仮想通貨とプライベートキーの管理を請け負うカストディーサービスの欠如
  3. 大きな機関投資家が仮想通貨市場に参入していない事実

カストディーサービスとは?コインベースが導入してる『カストディサービス』ってなに!?

参考CoinPost

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