[9月6日こよりが注目する仮想通貨ニュース]

仮想通貨暴落劇にインサイダー疑惑も

上昇傾向にあったビットコインの価格が突如大暴落。

下落を示唆する”予兆”がなかったか、データサイエンティストと市場アナリストチームが調べた結果、市場操作の疑惑が浮上しました。

市場操作の疑惑とされた大まかな流れ

正体不明のクジラが10,000BTCのショートポジションを持つ

数日後、ネガティブなニュースが続出

情報を事前に知っていた関係者が事前にショートし、2日置いて「ゴールドマン・サックスのニュース」を発表したのでは?

インサイダー取引、機関投資家の市場操作疑惑

希望はある

10,000BTCをショートポジションで持つトレーダーは、今後どこかのタイミングで買い戻すことになります。

買戻しによる価格上昇が望めるということは、悪くないニュースとも言えます。

イーサリアム(ETH)、直近1年間での最安値を更新


6日午前時点でイーサリアム価格は日本円にして約25,000円代まで落ち込み、直近1年間で最安値を更新しました。

イーサリアム価格下落要因(2つ)

1.キャスパー(Casper)の開発が12ヵ月延期

PoWシステムからPoSシステムへ移行するにあたり、重要なステップとされていたイーサリアムのCasperの開発が12ヶ月遅れることが判明しました。

→イーサリアムのキャスパー(Casper)とは何か?わかりやすく図解

2.ICOプロジェクトによる売却懸念

2017年に起こったICOブームにより、ICOプロジェクトの資金調達通貨としてイーサリアムが多く利用されていました。

そのおかげもあって、イーサリアムの価格は高騰し、過去最高値の1ETH=15万円程度まで上昇しました。(現在は1ETH=2.5万程度)

一方で、2018年は逆にICOプロジェクトが集めた巨額の資金が売却されるという懸念が高まっています。

実際に、6月末にEOSがICOで調達した73ETH(4,400億円)のほとんどすべてをBitfinex取引所で売却したとの報告もあります。

→イーサリアム(ETH)暴落の原因と今後の価格上昇の要因について

「仮想通貨ドージコインを支払い手段として受け入れて」アマゾンCEOに対する署名が1万超に

アマゾンのジェフ・ベゾスCEOに対して「アマゾンで仮想通貨ドージコインを使えるようにしてくれ」と訴えるキャンペーンがオンライン署名サイトChange.orgで始まり、執筆時点で約1万2000人の賛同を獲得していたことがわかりました。

ドージコイン(DOGE)は、ビットコイン(BTC)のパロディとして生まれた仮想通貨です。

ドージコイン(DOGE)のシンボルとなっている犬は、柴犬がモチーフとなっており、もともとはパロディとして生まれた仮想通貨でしたが、ドージコイン(DOGE)の「チップ機能」が世界中から支持され、執筆時点で時価総額21位の位置にいます。

オンライン署名サイトChange.orgでは、次のような投稿があります。

「アマゾン・ドット・コムは、イノベーションをけん引する存在。決済手段としてドージコインを受け入れべきだ。ドージコインは、速くて安くて安定している。価値が安定していて、他の主要仮想通貨と比べても手数料が安い。またコインの供給量も多く、コミュニティーも大きくて活発で成長し続けている」

コインテレグラフ

日本では、ドージコイン(DOGE)についてあまり馴染みがないかもしれませんが、海外では人気の通貨の一つとして認知されているようです。

海外の取引所なんかでは、DOGE建てでビットコインやイーサリアムも取引されているので、時価総額も21位と、割と高い位置にいるのかもしれません。

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