日本の大手仮想通貨取引所の一つ「ビットポイント(BITPoint)」を運営する株式会社ビットポイントジャパンが新たにマレーシアで取引所をオープンしました。
通算6ヶ所目となる海外取引所
金融庁の認可を受けて仮想通貨の取引所「ビットポイント(BITPoint)」を運営している株式会社ビットポイントジャパンは、国内以外にも韓国や中国など複数の国で取引所を運営しています。
その「ビットポイント(BITPoint)」が今月マレーシアにも「ビットポイントマレーシア(BITPoint Malaysia)」として取引所を新たにオープンしました。同社としては今回で通算6ヶ所目の海外取引所オープンとなります。
資本金は1445万円で現地のコンサル企業が60%、ビットポイントジャパンが40%を負担、という比率。同社の小田氏と原田氏が役員に就任します。
海外進出で他との差別化
マレーシアでは今年の2月に仮想通貨取引に対するガイドラインが策定されており、仮想通貨取引の規制や仮想通貨交換業者に対する監視が強化されている中で認可を取得できたということになります。
「ビットポイント(BITPoint)」が現時点で展開している取引所は、香港、韓国、中国浙江省、台湾、サモア、マレーシアの6個で、来月以降ではさらにシンガポール、タイ、カンボジア、ミャンマー、スリランカでのオープンに向けて準備を進めています。
すでに6ヶ所で展開、さらに年内には10ヶ所へと拡大を予定している「ビットポイント(BITPoint)」は海外進出という方法で、国内の市場にターゲットを絞るケースが多い他の仮想通貨取引業との差別化をはかっているようです。