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英Mercury FX社、世界で18億ドルの送金規模に
リップル社最先端の送金ソリューションであるxRapidを利用する英外貨送金企業Mercury FX社は、現在ロンドン支社で10億ドル、世界で18億ドルの規模の送金を処理しています。
CEOのAlastair Constance氏が、海外仮想通貨メディアのDecryptによるインタビュー内で明らかにしました。
Mercury FX社は、ロンドンを拠点とし、南アフリカと香港にオフィスを構え、新しく顧客にメキシコとフィリピンへの送金経路を提供開始したばかりです。
同インタビュー内でAlastair Constance氏はこれからのxRapid及びXPRの導入計画について以下のように説明しました。
我々はリップルと積極的に連携して、フィリピンやメキシコのコミュニティへ市場を拡大するためにマーケティングを行っている。また、これらの国々で事業を行っている企業も対象である。
同氏は、「xRapidはメキシコへのより安価なサービスを提供することを可能にし、我が社を新しい顧客にとってより魅力的なものにする。」と、xRapidあっての事業拡大であると強調しています。
Alastair Constance氏は、既に導入されているメキシコとフィリピンへのxRapidを介した送金は、現在定期的に行われていると述べました。
リップルとの秘密保持契約のため、具体的な数字の言及をしておりませんが、毎週約数百万円の規模で実行されているそうです。
そして、リップルと協力して更にマーケティング活動を積極的に行い将来的には何百万、何千万、何億円の送金規模にしたいと、同インタビューでその熱意を語りました。
仮想通貨XRPを利用したxRapidの送金はまだまだ始まったばかり、今後の普及拡大が期待されます。
参考CoinPost
米シカゴ市長「経済危機で、仮想通貨の利用は絶対来る」
Forbesの報道により、アメリカ合衆国イリノイ州最大の都市シカゴの市長であるRahm Emanuel氏が、今月18日にシカゴで行われたFinTech会議にて、仮想通貨やブロックチェーン技術について言及していたことが明らかになりました。
同氏は、仮想通貨業界の専門家ではないとした上で、仮想通貨の将来的なアダプション(採用事例)や需要は絶対くると感じているとの考えを以下のように言及しました。
国民国家はバラバラになったり、後退をしている。それと同時に都市国家が台頭するなど、旧来の政治構造が変化してきている。
そうした中で、その国家がアルゼンチンかどうかは分からないが、また、5年後か10年後になるかは分からないが、もし金融危機が訪れれば、その危機に耐えしのぐために、(金融危機が訪れた国家の国民は)いつか仮想通貨の利用方法を学ばなければならない日が来るだろう。
このように同市長は、ビットコインのような仮想通貨は、国内経済からの避難通貨としての利用に、一定の需要が生まれるとみているようです。
また、聴衆から仮想通貨やブロックチェーン業界についての今後の展望などについての質問には以下のように回答しています。
このトレンドは、将来的には絶対だ。それが10年後になるか、20年後になるかはわからないが、その将来性には確信している。
ただ、それら技術の詳細には理解が及んでいない。新たに生み出された取引方法であるとか、そうしたことは知っているが、もう少し深く学ぶ必要がある。
正直なところ、市長という立場上、これら技術を学ぶ優先順位はトップ100に入らないことは理解していただきたい。
仮想通貨やブロックチェーン技術に対する深い理解は浅いとしたものの、現状の世界経済の状況から、それら技術の将来性にはかなり自信がある様子です。
ベネズエラではすでに避難通貨として仮想通貨が利用されている
ベネズエラはインフレによって紙幣の価値なくなり、
人々はお金を道端に投げ捨ててるとredditで話題に、、、/Venezuelans are just throwing money on the streets now...https://t.co/lhTU59Iv3i pic.twitter.com/wgtATSfwfr
— ニシノカズ🌸🤣🌸 (@nishinokazu) 2019年3月14日
ベネズエラは自国通貨であるボリバルのインフレ率が1,000万%という警告が出ているほどピンチの国です。つまり自国通貨を持っていたら無価値になるということです。
そういった背景からベネズエラ国民は仮想通貨を避難先通貨として実際に需要が生まれています。
日本ではあまり考えられないかもしれませんが、経済危機に陥っている国もしくは、それに近い国は世界中にはいくつか存在しているのも事実。
今後、仮想通貨が避難通貨として需要が高まる可能性は十分に考えられます。
参考CoinPost
中東で6種類のフィアット対応の仮想通貨取引所Rainがリップル(XRP)のサポート
XRP is now live on Rain pic.twitter.com/5H5wrsjaj0
— Rain (@rainfinancial) 2019年3月20日
バーレーンに本拠を置く仮想通貨取引所Rainは、リップル(XRP)のサポートを開始したことを発表しました。
同社はこれまで、シャリーアに基づいて3種類のビットコイン、イーサリアム、ライトコインをサポートしていました。
今回新たに設置されたXRPの取引ペアは以下の通りです。
- XRP/BHD(バーレーンディナール)
- XRP/SAR(サウジアラビアリアル)
- XRP/AED(UAEディルハム)
- XRP/KWD(クウェートディナール)
- XRP/OMR(オマーンリアル)
- XRP/USD(米ドル)