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イーサリアム財団公式発表、大型アップグレード予定日
Ethereum's Constantinople and St. Petersburg network upgrades are less than a week away! Click this post for more info and what you need to do to prepare #Constantinople #StPetersburg #Ethereum https://t.co/ZMuHjgiGWj
— Ethereum (@ethereum) 2019年2月23日
イーサリアム財団の開発者Hudson Jamessonは、財団公式のブログにて、大型アップグレードの「Constantinople/St. Petersburg」の実装をブロック・ナンバー:7,280,000、実施の予定日を、2月28日木曜日(日本時間3月1日金曜日前後)との知らせを掲載しました。
今回のアップグレードは二段階の編成となっており、まずは「Constantinople」を実装し、もともとの予定日であった1月に発見した脆弱性である「EIP 1283」を削除するために、2次アップグレード「St. Petersburg」を続けて実装する仕組み。
このアップグレードの最大の特徴は以下の様に取り上げられています。
- EIP 1234:「ディフィカルティボム(マイニングの難易度を徐々に上げていくプログラム)」の延長、マイニング報酬の減少「3ETH→2ETH」
- EIP 1283: Gas計量法の変更により、Gasコストの削減
- EIP 145: 「ビットワイズ・シフティング」と呼ばれるイーサリアムにおけるプロセスの効率向上
- EIP 1052:特定のアドレスハッシュを生成するラージ・スケールコードのオプティマイズ化
- EIP1014:実際にアドレスが形成される前にアドレスを決めてやり取りを可能にする
アップグレード際、ユーザーの注意点
同ブログによれば、BinanceやCoinbaseなどの取引所、または、Metamask、MyCrypto、MyEtherWallet、もしくはLedger、Trezorなどのイーサリアム対応のウォレットを使用するユーザーには、そのプロバイダーからのインストラクションがない限り、特に自ら対応する必要はないとのこと。
参考CoinPost
アメリカ政府が盗難されたビットコインをBitfinexに返還
It gives us great pleasure to report we have received bitcoins from the U.S. government that were proceeds of the 2016 security breach. In line with our original recovery plan, this is being converted to USD and paid to RRT holders.
Find out more here - https://t.co/UwCMNERes9
— Bitfinex (@bitfinex) 2019年2月25日
仮想通貨取引所Bitfinexは、米国の法執行機関の努力の結果として、2016年8月にハッキングにより流出したビットコイン(27.66270285 BTC=現時点約1175万8446円)が27.7 BTCとして返還されたことを公式ブログにて報告しています。
米政府は2018年11月、国際的な法執行機関と技術の提供など調査の協力を行い、2016年にハッキングで盗まれたものとみられるビットコインの回収を行なったという。
返却されたBTCは米ドルに換えられ、RRT(Recovery Right Token)弁償権利者に支払われるとしているとのこと。
Bitfinexのハッキングへの対応
ハッキングが起こったのは2016年。
Bitfinexがとった施策は、1BFX=1ドルのレートでトークン(BFX)を発行し、それをもって顧客の損失を充当するといった方法です。
また、BFXは、Bitfinexの親会社「iFinex」の株式への転換も可能であり、その株式の保有者にはRRT(Recovery Right Token)が発行されました。
そして、2017年4月には、BFXの買い戻しと、もう一つの措置であったFinexの株式への転換を完了。それをもってBFXは全て破棄されています。
今回の一件についてBitfinexのCFO、Giancarlo Devasini氏は以下のように述べています。
2年以上がハッキングから経過したが、米政府の協力とサポートのもとで、取り返すことができることを心より、米連邦政府に感謝する。
今回の発表では、米政府がどのようにハッカーを突き止めたか、あるいはどのように告訴するかは言及していません。
参考CoinPost
ビットバンク、国内取引量シェア48%を達成で事実上No.1
仮想通貨取引所「ビットバン ク」において、2018年12月の国内現物取扱高である7774億円のうち、48%にあたる3736億円の取扱高があったことを発表。
一般社団法人日本仮想通貨交換業協会(JVCEA)が発表した2018年12月国内現物取扱高は以下の通りです。
- 1位:ビットコイン(BTC) 4051億円
- 2位:リップル(XRP) 3051億円
- 3位:ビットコインキャッシュ(BCH) 300億円
- 4位:イーサリアム(ETH)213億円
- 5位:モナコイン(MONA) 76億円
- 6位:ライトコイン(LTC)5億円
参考bitbank