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国内取引所ビットトレードを買収したHuobi
日本の取引所であるビットトレード株式会社は、9月12日に「親会社の経営権の異動に関するお知らせ」として発表があった通り、Huobiグループとの資本・業務提携をしました。
それに伴い、ビットトレードは現在の取引システムにおけるサービスを終了し、Huobiとして新サービスを開始します。
Huobiの新取引システム稼働時期について
- Huobi新システム 新規口座開設受付開始:12月10日(予定)
- Huobi口座開設URL:https://www.huobi.co.jp
※上記URLは新規口座開設受付開始までは利用不可。
現時点の予定では、Huobiに新規口座開設をした場合でも、ビットトレードのサービス終了である2018年12月27日から、Huobiの新取引システムにおいて入金・取引が可能となる2019年1月8日までの間は取引できません。
ビットトレードサービス終了・開始のスケジュール
Huobi新システム サービス開始スケジュール
- Huobi新システム 新規口座開設受付開始
2018年12月10日(予定) - Huobi新システム 入金(仮想通貨・日本円)受付・取引開始
2019年1月8日(予定)
自身で口座開設、及び、資産の出金を行う必要がある
現在、ビットトレードを利用している方は注意が必要です。
ビットトレードの取引システム終了において、ユーザーの資産(日本円を含む全ての通貨)に関し、ビットトレード側で移管することができません。
そのため、以下のとおり自身で口座開設、及び、資産の出金を行う必要があります。
【日本円】
2019年1月18日までに、現在の取引システム上から、ご登録の銀行口座に全額出金を依頼をしてください。
【仮想通貨】
自身でHuobiの取引システムに新規口座開設し、現在のビットトレードの口座から送金してください。
さらに、犯罪収益移転防止法の趣旨徹底の観点から、Huobiの新規口座開設の際、再度ご本人様確認書類の提出が必要となります。
2019年1月18日 17:00以降は自身で保有資産の出金ができなくなります。ご注意ください。
今回の件で、海外取引所が日本ライセンス取得企業を買収して、日本における仮想通貨取引所の運営の先例ができたことになります。
参考【速報】日本にHuobi誕生!!BitTradeがHuobiに名前変更!!
Bakkt(バックト)、ビットコイン以外の仮想通貨取扱の可能性を示唆
インターコンチネンタル取引所(ICE)が運営する仮想通貨取引プラットフォームのBakkt(バックト)は、ビットコイン以外の仮想通貨の取り扱いの可能性を示唆しています。
Question: We've been asked if we will add other digital currencies
Answer: We’ll consider additional contracts as the landscape evolves and as we receive additional customer feedback about what they want and need
— Bakkt (@Bakkt) 2018年11月23日
「質問:我々は他のデジタル通貨を追加するかどうか尋ねられている
答え:我々は基盤が安定する方向に進むのであれば、顧客からのフィードバックを元に検討する」
Twitter上ではすでに利用者からどの通貨を追加するべきかというリプライが数多く投げかけられています。
ユーザーからの意見を元に、ビットコイン以外の仮想通貨を取り扱う可能性が出てきました。
資産運用大手「フィデリティ」、仮想通貨XRPなども検討か
世界最大級の金融企業Fidelityは、時価総額トップ5〜7の仮想通貨を2019年Q1に予定する「機関投資家向け仮想通貨取引デスク」に追加する事を検討している事が明らかになりました。
世界最大級の金融企業Fidelity(フィデリティ)は先日、「Fidelity Digital Asset Services」という仮想通貨関連企業を設立し、機関投資家向けの取引デスクおよびカストディサービスの提供を2019年にQ1(日本では1月から3月)に予定すると発表していましたが、当時の報道では、ビットコインとイーサリアムのみが取扱通貨として挙がっていましたが、新たにXRPなどが追加される可能性が浮上した格好となります。
その背景として、発表当時、イーサリアムはまだ時価総額2位でしたが、その後イーサリアムが3位に転落し、XRPが2位に浮上していることが挙げられます。
初期はトップ5〜7の通貨リストする
Fidelity Digital Asset ServicesのトップTom Jessop氏は、まず最初の通貨リストについて、以下のように答えています。
我々は、クライアント本位の方針を取っており、1万3千以上のクライアントがビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)に興味を示しているのは、それらの時価総額が最も高かったからだ。
ビットコインとイーサリアムに次ぐラインキング4〜5の仮想通貨に対する需要も(顧客から)あるため、我々は、それたの上場も検討している。
セキュリティ・トークンや証券に見なされそうなトークンに関しては、今後の発展を様子見というスタンスを取っているが、現時点ではそれらの通貨に対しては、顧客から興味を示されていないため、まずは、トップ5〜7の通貨にフォーカスすることが最優先に考えている。
XRPに関する有価証券性に注目
今回Fidelityの発言を元に期待感が上昇しているのが、XRPの有価証券性です。
今回の発言では、有価証券に該当する通貨の上場は避けるとしながらも、XRPやStellarなどが含まれていると考えられる上位通貨の上場を優先する旨を強調しています。
同発言や、世界最大級の資産運用額を有するフィデリティ(金融サービスプロバイダー)である点からも、XRPが有価証券に該当しないのではないかという期待感もみられ始めています。
▼顧客総資産700兆円以上ある企業Fidelity(フィデリティ)が仮想通貨投資に参入!
参考CoinPost