[7月18日こよりが注目する仮想通貨ニュース]

マスターカードが仮想通貨関連の特許取得。仮想通貨の決済スピード向上へ

米国特許商標局(USPTO)が17日に公表した文書で、世界最大級のクレジットカード会社で知られるMastercard(マスターカード社)が、仮想通貨決済の処理速度向上に関する特許を取得したことが明らかになりました。

特許の内容は、「法定通貨と仮想通貨をリンクさせることで、仮想通貨のトランザクションにかかる時間を短縮する」というものです。

小売店が仮想通貨決済導入を躊躇する理由の1つに決済スピードがあり、特許の内容は小売店の要望に応える形となります。

まだ確立された技術ではないですが、もし確立されれば、将来的にクレジットカードで仮想通貨決済ができるようになることが期待されます。

なぜ、クレジットカード会社が「仮想通貨市場」に参入するのか?

もし、「仮想通貨決済」が主流になる時代が到来すれば、法定通貨決済を生業としているクレジットカード会社の市場縮小は否めません。

いまの段階で仮想通貨市場に参入してくるということは、「仮想通貨」というものの将来を見据えてのことだと思います。

実際に「決済手数料」は仮想通貨よりクレジットカードの方が高く、すでに一部の店舗では仮想通貨決済の導入を始めています。

仮想通貨決済が便利で、クレジットカードよりも手数料が安いという事実はわかりますが、すぐに広まるのか?というと、それはまた別問題です。

決済方法を導入するお店側の立場から考えると、世間一般でまだまだ認知されていない「仮想通貨」を決済として導入しても誰が使うの?ってなるし、そもそも導入する側のお店も「仮想通貨」のことをよく知らないという方のほうが圧倒的に多く、仮想通貨に対しての信用もないと思われます。

ただ、クレジットカード会社が「仮想通貨決済」を導入すれば、すでに世界中で何万、何千万とある加盟店で使えるようになる為、普及スピードは計り知れません。

仮想通貨に対する信用も、クレジットカード会社というバックボーンがあります。

今後、マスターカードのみならずクレジットカード会社全体で「仮想通貨決済導入」の動きがあれば、仮想通貨市場はもっと盛り上がりそうです。

ゴールドマン・サックスが12年ぶりに新CEOの誕生へ

新たにゴールドマン・サックスのCEOに就任するSolomon氏は、仮想通貨に対して良好な姿勢を示しています。

先日行われた、Bloombergとのインタビューで、

「ゴールドマン・サックスは、ビットコインに関する将来の見通しをつけている段階で、他の関連業務も慎重に検討を進めている段階だ。」と言及。「すでに顧客の声に耳を傾け、仮想通貨の先物取引をサポートしている。」と付け加えました。

また仮想通貨に関する質問には、「ゴールドマンサックスは、常にビジネスを進化させ、環境に適応していかなくてはならない。」

http://coinpost.jp/?p=37185

と発言しています。

世界を牽引する金融機関としての誇りを持ち、新しい資産クラスに対する可能性を示唆しており、今後の動向に注目が集まります。

仮想通貨取引所バイナンスが西日本豪雨被災地(広島・岡山)に5000万円の寄付を正式に表明

広島県と岡山県で復興支援に努めている2つの公認されたNPO法人にそれぞれ2500万円づつ振り分け、寄付されます。

バイナンス取扱所は以前に1億円もの寄付を表明しており、今回の金額と合わせると寄付金額は1億5000万円になります。

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