仮想通貨プロジェクトAugerの創業者Matt liston氏が『0xΩ』という新興宗教ををたちあげていたことがわかりました。『0xΩ』はブロックチェーンをベースとしており、非中央集権的に運営していく仕組みとなっています。
Augerの創業者が新興宗教を立ち上げる
先月19日ニューヨークで行われたイベントにてブロックチェーンをベースにした新興宗教『0xΩ』が発表されました。
立ち上げたのは仮想通貨プロジェクトAuger(通貨名REP)の創業者Matt liston氏です。
イベントでは宗教でいうところの聖典にあたるflame paperという資料を配布し、0xΩの仕組みについて説明しました。
教祖>信者の図式をこわす
通常宗教には信者とそれを導く教祖という存在がつきものですが、0xΩにはそれが存在しないそうです。
なにを信仰するかは改ざんに強いブロックチェーンを活用した公平な投票で信者の手によって行われます。つまり信者が0xΩの方針を決定する仕組みとなっています。
さらに合意が得られなかった場合はブロックチェーンごとハードフォークして宗派を分けることもできます。
なんだかビットコインとビットコインキャッシュが方針の違いでわかれたのにそっくりですね。
象徴となる存在としてアーティストであり支持者のAvery Singer氏がつくった『Dogewhal』という像が存在します。クジラの頭がDOGEコインのモデルの柴犬になっている非常に変わったデザインになっています。
ブロックチェーンを企業が採用する例は多くみられていますが、とうとう宗教にも採用されるとは驚きです。