<5月18日こよりが注目する仮想通貨ニュース>

Bitfinex、資金調達を完了。新たなトークンが上場予定

米仮想通貨取引所bitfinexは、10億ドル(約1100億円)に及ぶ資金調達を完了し、新たなトークン「LEO」を、同取引所に上場させることを発表しました。

取引開始日時は、日本時間で20日午後5時を予定しています。

BTC、USD、USDT、EOS、ETHと5つの通貨とのペアで取引が可能になる見通しです。

なお、トークンの正式名称は「UNUS SED LEO」です。同トークンのホワイトペーパーによると、発行枚数は10億枚(1USDT=1LEOの割合で発行)、トークン保有者はBitfinex上の取引手数料などで割引サービスが受けられる模様。

また、同取引所の収益に応じて、毎月一定額のトークンが買い戻される予定であるともしています。それに加えて、Bitfinexいわく米国、ポーランド、ポルトガルの当局に凍結されている、Crypto Capitalの850億ドル(約950億円)の資金が戻った場合、それも同トークンの買戻しに利用されることが示唆されている。

そして、今回のトークン上場について、Bitfinexは発表の中で次のように言及しました。

これまでにない、パワフルなトークンを、我々のコミュニティの中核に持ち込めることに興奮している。Bitfinexチームは、今後も我々の産業全体のコアインフラの発展と成長に献身していく。

10億ドルという巨額の資金調達に成功したことで、一旦はアクセス不能となっている資産の問題について安堵の様相がうかがえるBitfinexですが、先日に報じられた通り、現在Tether社とBitfinexは、テザー(USDT)担保金の利用に関する制限をニューヨーク州最高裁判所より命じられている状況です。

参考CoinPost

ライトコイン、スターバックスなどで決済可能になるか


仮想通貨決済アプリを提供するFlexa社の共同設立者Trevor Filter氏が、同社の決済アプリ「SPEDN」にライトコインを追加予定であることを示唆しました。

ライトコインを開発したCharlie Lee氏がツイッター上で、

FlexaのSPEDNアプリがライトコインを追加し、食料品やゲームショップ、何千もの小売店で決済可能にするべきだと思う人は「いいね」と「リツイート」を。

と述べたところ、 Filter氏はそれをリツイートし、以下のように返答しています。

「リツイート」イコール「承認」ではない(でも、もしかすると?)

上のやり取りからわかるように、Filter氏が、同アプリへのライトコイン追加を示唆した格好となっています。

今後の発言・行動に注目です。

参考CoinPost

フェイスブックが金融サービス企業をスイスで設立

フェイスブックが、新たな金融サービス企業を、スイスのジュネーブで商業登記していたことが18日のロイター通信が報じたこことで明らかになりました。

新企業「Libra Networks」の設立は、データ分析や決済に加えて、ブロックチェーンにも焦点を当てていることから、フェイスブックが計画しているとされる仮想通貨プロジェクト「Libra」に関連したものであるとみられます。ただし、設立に関するフェイスブックからの正式なコメントは出ておりません。

これまでも同プロジェクトは、公式の発表等はなく水面下で進行してお、昨年末のブルームバーグの報道や、ウォールストリートジャーナルの報道によって、その内容が着々と明るみに出てきた格好となります。

なお、現時点での最新の動向では、米国会による同プロジェクトの詳細の共有を要求したフェイスブックへの公開書簡の送付があります。

その書簡では、特に顧客情報の管理に焦点を当てた形で説明が求められています。

現在およそ20億人のユーザーを有するフェイスブック。また、同社のメッセンジャーアプリWhatsAppも、10億人におよぶユーザーを擁します。

同プロジェクトでは、米ドル基軸のステーブルコインを、WhatsApp上で送金可能になるとも報じられており、そのユーザー数を鑑みるに影響力は非常に大きいものになると予想されます。

参考CoinPost

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