アメリカの格付け機関WeissRatingsにより、2018年1月24日に仮想通貨上位銘柄の格付け発表がありました。日本でも大変話題になっており、格付け発表の23時にはサイトにアクセスが殺到して、サーバーダウンするという事件まで発生しました。
Twitterでもデマの格付け画像が出回るなど、お祭り騒ぎとなった今回の格付け発表ですが、実際に適性な評価がされていたのでしょうか?
各通貨の評価は?
WeissRatingsの格付け評価は「A〜Eの5段階」での評価になっています。
国内取引所に上場している通貨の格付け一覧はこちら
- ビットコイン:C+
- イーサリアム:B
- リップル:C
- ビットコインキャッシュ:C-
- ライトコイン:C+
- ネム:C+
内容を確認したところ、「A・Bは買い」「Cは保留」「D〜Eは売り」との事です。
国内上場通貨ではイーサリアムが一番評価が高い結果になりましたね。
私は個人的に、今年はイーサリアムに期待していますので、これは嬉しい評価ではありました。
価格の影響は?
評価発表後の価格は、大きく変動したもので6%ほどとのことでした。
上位通貨にはD〜Eの通貨も無かったですから、市場への影響はさほど出なかったと言えるでしょう。
今回の格付けについて、私が普段からツイッターで見ている海外の仮想通貨投資家達は、ほとんどコメントもしていませんでした。
日本ではほとんどの方が格付についてコメントをしており、この様なイベントごとに対する海外と日本の温度差を大変感じました。
まとめ
今後もこの様な格付けは行われるでしょうし、自分の持っている通貨が悪評価を受ける可能性すらあります。
ホールドしている通貨がどれだけ素晴らしいプロダクト進行をしているとしても、外部的な要因により価格が大きく変動しやすいのが現状の仮想通貨ですから、今回は大きな価格変動は無かったにしろ、今後もこの様な評価については確認しておくべきでしょう。