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SBIバーチャル・カレンシーズ、ビットコインキャッシュ(BCH)の取り扱い廃止を発表
SBIが運営する仮想通貨取引所SBIバーチャル・カレンシーズは16日、仮想通貨ビットコインキャッシュ(BCH)の取り扱いを廃止すると発表しました。
取り扱い廃止の日時は、6月下旬予定です。換金のレート、金銭の支払日など、廃止に向けた具体的なスケジュールは4月下旬を目処に知らせるとのこと。
廃止の理由についてSBIは下記の通り3つの理由をあげています。
1、BCHの時価総額が大幅に減少したこと
2、その結果、51%攻撃が実施され次に生成されるブロックの記録に不正な取引を配信する可能性が高まっており、ブロックチェーンの安全性に疑義が生じていると判断したこと
3、さらなるハードフォークが行われ、価格が大きく下落する可能性を完全には否定できないこと
SBIホールディングスの北尾吉孝社長は今年2月、昨年11月に起きたビットコインキャッシュのハードフォークについて「くだらないスプリット」をしたと批判。「ビットコインキャッシュ推しだったのに」という心情を吐露していました。
この発表でビットコインキャッシュの価格への大きな影響は見られませんでしたが、今後国内でもこういった動きがあれば価格にも影響がありそうです。
参考コインテレグラフ
バイナンス、仮想通貨ビットコインSVの上場廃止を決定
【速報】バイナンス、ビットコインSVの上場廃止を正式発表!!
上場廃止日は、日本時間4月22日(月)19時https://t.co/jQQMP7G6Mp
— こより🌙No crypto, no life (@vc_koyori) 2019年4月15日
仮想通貨取引所大手バイナンスは15日、仮想通貨ビットコインSVを上場廃止すると発表しました。ビットコインSVを率いるクレイグ・ライト氏への嫌悪感から、先週末、バイナンスのジャオ・チャンポン(通称CZ)CEOはビットコインSVの上場廃止を示唆していましたが、今回、正式に発表しました。
バイナンスがビットコインSVを上場廃止にする日は、日本時間4月22日(月)の19時。全てのトレーディングペアにおける取引を取りやめるとのこと。出金は、日本時間7月22日(月)の19時まで続く予定。
上場廃止の理由はあくまで定期的な審査によるものと説明しています。
主な審査項目は以下の通りです。
- プロジェクトに対するチームのコミットメント
- 開発レベルと進捗
- ネットワーク/スマートコントラクトの安定性
- パブリックコミュニケーションのレベル
- 我々の定期的な顧客確認への対応
- 倫理に反する行為や詐欺的な行為の証拠
- 健全で持続可能な仮想通貨エコシステムへの貢献
参考コインテレグラフ
英最大手旅行管理会社、ビットコインでの支払い受付開始
英最大手旅行管理会社のコーポレートトラベラーが、ビットコイン(BTC)での支払いを受け付けると、同社が4月15日付けのプレスリリースで発表しました。
コーポレートトラベラーは中小企業向けの商業旅行管理サービスを提供する会社で、今回、仮想通貨の決済会社ビットペイとの提携を発表。これについて同社総支配人のアンディ・へグリー氏は、以下のように述べています。
「我々の旅行コンサルタントが商業旅行を予約する際、顧客からビットコイン決済の要望が増加しているとわかった。ビットペイを選んだのは、管理しやすく、顧客から受理したビットコインやビットコインキャッシュを現金化して我々の口座に入れるすべての過程を操作できるからだ」
プレスリリースによると、仮想通貨市場の価格の不安定な面については、ビットコインを即座に英ポンドに換金するので不安材料でないとしています。
換金にあたって、ビットペイに1%の手数料が支払われ、クレジットカード手数料よりも安価だとのこと。
旅行業界においては、顧客からの要望を受けて、他の企業や団体なども仮想通貨での決済の受け付けを開始しています。昨年3月には、ドイツ観光局(GNTB)が、サービス支払いにビットコインなどの仮想通貨を受け付けると発表。
昨年8月には、オーストラリアのクイーンズランド州政府が、予算830万豪ドル(約6億8000万円)のイノベーション基金のうち10万豪ドルを仮想通貨のスタートアップ企業に供与したと発表しています。
参考コインテレグラフ