ブロックチェーン製品新開発に向け人材求める
米多国籍金融サービス大手のVISA社が、仮想通貨エコシステム専門の新しいチームを構築しているようです。
同社が発表した、テクニカルプロダクトマネージャーの新しい 採用情報 によると、VISAは仮想通貨の知識を備えた人材を採用することによって「VISA仮想通貨チーム(VISA Crypto Team)」を構築し、強化していくとのこと。
以下のような採用情報を公開しています。
あなたは支払いと仮想通貨の交わりに情熱を抱いているか?
あなたはプライベートブロックチェーン技術に深く精通していて、急速に変化する仮想通貨とフィンテックエコシステムの専門家の密接なネットワークを持っているか?
仮想通貨を支援している技術者に価値を提供するための新製品を開発するというVisaの挑戦に興奮しているか?
この内容を見る限り、VISA社は即戦力を求めているように思います。
VISA仮想通貨チーム(VISA Crypto Team)が今後どのような動きを見せてくれるのか?
期待です。
参考CoinPost
欧州で仮想通貨決済を可能にするサービスが開始
スペインの仮想通貨企業2gether社が仮想通貨を換金してビザのデビットカードで決済を可能にする新たなサービスを開始したことが発表されました。
2gether社はプリペイドのビザ・デビットカードを提供して仮想通貨をユーロ圏で手数料無しでの利用を促進するスペイン発の仮想通貨スタートアップ企業で、グローバル企業のKPMGやA.T.カーニーなどからアドバイスを受けています。
仮想通貨の利用をいつでも・どこでも可能にするビジョンの元、2getherデビットカード発行を発表した同社では先月行われたベータ版などのテストを経て以下のようなサービスを提供する予定です。
- 仮想通貨をユーロに変換、ビザカードでの支払いが可能に
- ユーロと仮想通貨の残高を確認できるアプリ
- 差額(マークアップ)なしの簡単な仮想通貨の売買
アプリをダウンロード後、KYCプロセスを通ったユーザーは以下の取り扱い仮想通貨銘柄で決済が可能となります。
- ビットコイン
- イーサリアム
- リップル
- ビットコインキャッシュ
- イオス
- ステラ
- ライトコイン
また将来的にはAIや機械学習技術を活用して、フィナンシャルマネジメント、製品の選択や投資判断をアシストする機能も追加していく方針であるとプレスリリースには明記されています。
参考CoinPost
CMC、新格付け機能「ヘルスランキング」実装
世界的に有名な仮想通貨データサイトCoinMarketCap(以下CMC)が、仮想通貨プロジェクトをより正確に評価する「ファンダメンタル・暗号資産スコア」という測定方法を新たに実装しました。
この新規機能は、プロジェクトの「ヘルス(健全性)」を測定するもので、他のプロジェクトの測定値と比較し、順位を定めるものとなっています。
測定の基準項目(ファンダメンタルズ)は、ユーザーアクティビティ・開発者の行い・仮想通貨資産の成熟度で構成。
- ユーザーアクティビティ:プロジェクトの実用度、ウォレットにおけるマイナーや投資家の使用頻度などのアクティビティ
- 開発の進捗及び活性度:コード変更や改善などにおける開発コミュニティの活発度、効率性
- 仮想通貨の成熟度:取引の流動性、価格の反映、ボラティリティを含む市場リスク
仮想通貨投資家の参考基準ともなっているCMCですが、この新機能の追加により、ユーザーがより適切な投資判断ができるようになったと言えます。
ちなみに、上位通貨ビットコインや、イーサリアム、XRPの評価値は以下の通りです。(最大1000ポイント)
ビットコイン-A(885ポイント)
イーサリアム-S(909ポイント)
リップル-A(751ポイント)
参考CoinPost