<3月4日こよりが注目する仮想通貨ニュース>

米最大手スーパーチェーン、Visaカード利用不可能へ

米最大のスーパーマーケット持株会社『Kroger』が、2019年4月3日より、傘下のスーパーマーケットチェーン店である『Smith’s』で、クレジットカードVisaの利用を停止すると発表した。米著名経済メディアMarketWatchの報道で明らかになりました。

『Smith’s』は、米国の7つの州に渡って、計134店舗、2万人の従業員を抱える巨大規模のスーパーマーケットチェーンを運営しています。

Krogerの発表に応じて、一つの解決策として、ビットコインライトニング決済の提案が浮上。

提案したのは、ビットコイン・仮想通貨提唱者および仮想通貨ファンド企業「Morgan Creek Digital」の最高責任者であるPompliano氏。

KrogerがVisaのサービス提供をよりやめている。

Krogerの経営陣と繋がりをもっている人いない?

我々Morgan Creek Digitalのチームはその管理者たちに会って、『ライトニング・ネットワーク』のセットアップをしてあげたい。

なお、このツイートには2000以上のいいね数がつき、大きな反響が確認されたが、驚くことに、Kroger社のデジタル部のプロダクト・マネージャーを名乗るSophic Nick氏が「ライトニング・ネットワークの提供に関して、弊社の関係者との商談の場を設けたい」などと返答、協業の可能性を示唆。

売り上げNo.1の米スーパーでありながら、世界においては3位の規模でもあります。さらにスーパーのみならず、複合ショッピングモールなど多岐に渡って事業展開を行なっている中、未だ普及に至っていないライトニング・ネットワーク(手数料不要)の技術的向上、ペイメントチャネルの拡大などの解決においても極めて重要な動きとなると考えられます。

今後、Krogerだけでなく、Visaカードやその他の手数料の高い既存のペイメントシステムから手数料の低い仮想通貨決済に乗り換える可能性のある企業の動きにも、注目です。

参考CoinPost

BlockFiの仮想通貨ローン、XRPを4月か5月に追加予定

仮想通貨を担保に米ドルでローンを提供するBlockFi(ブロックファイ)。

現在担保として使える仮想通貨は、ビットコインとイーサリアム、ライトコインの3種のみ。この3種類の理由ついて、BlockFi(ブロックファイ)のCEOであるプリンス氏は、以下を指摘。

-流動性(時価総額や取引高)
-ボラティリティ(価格の変動幅)
-消費者からの需要

こうした観点からプリンス氏は、新たに担保として使える仮想通貨として、リップル(XRP)は「必ずサポートする」とプリンス氏は言及。4月か5月には追加する予定だと明かしています。

仮想通貨ローンの利用ケースの1つとして、仮想通貨を法定通貨に両替する時、単に売るのではなくローンを組むことで、仮想通貨の保有権を維持しつつ法定通貨を手にすることができます。

つまり、XRPを所有してるだけでドルを借りられるということです。

参考コインテレグラフ

ヴィタリック氏がインタビューでビットコインとイーサを比較

イーサリアム開発者ヴィタリック氏は、ビットコインとイーサリアムの2通貨を比較し「ビットコインを計算機、イーサリアムをスマートフォン」と形容しました。

同氏はイーサリアムのルーツはビットコインにあることをインタビュー中で言及。ビットコインコミュニティへの参加が、その始まりであったとしています。

ヴィタリック氏は、他の様々な仮想通貨関連のプロジェクトに関わり大学を中退、その後ブロックチェーン技術の開発に全ての時間を費やしたとのこと。

その過程でビットコインの発展可能性に気付き、その研究をしていたが、最終的にはビットコインのさらに先をいくより効率的なブロックチェーンの開発を決意。

そのようにして開始されたイーサリアムプロジェクトは、スマートフォンが社会の仕組みを変えたように、ユーザーに様々な選択肢を与えていくものだとしています。

以下は、同氏のインタビュー中の発言。

大学を辞めてすぐに、多くのブロックチェーン技術を用いることで、単なるピア・ツー・ピア通貨よりも面白いことができることに気付いた。

イーサリアムの基となるアイデアは、より多くの種類のアプリケーションに用いられるプラットフォームを構築する、最も論理的で簡素なプログラミング言語によって成り立つブロックチェーンであった。

さらに、次のように述べ、「ETH(チューリング完全)は、スマートコントラクトとdAppsのおかげで、ユーザー及び開発者に対し、幅広い可能性のフレームワークを与えることが出来ると強調。

計算機とスマートフォンの違いを考えてみて欲しい。計算機は1つのことに特化しているが、人々はより多くの機能を求めるだろう。

その点スマートフォンがあれば、計算機のアプリもあれば、音楽プレイヤーやウェブブラウザも、機能の一つとして利用できる。

参考コインテレグラフ

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