Neteller(ネテラー)がXRPをサポート
Netellerは、英国上場企業Paysafe(ペイセイフ:PAYS)傘下のグループ企業です。
1996年に設立されたPaysafeは、世界12か国に3,000人以上の従業員を雇用しており、2017年に主にギャンブルサイトで年間80億ドルの取引量を処理した大規模な支払いプロバイダーです。
英国の当局に認可されたNetellerは、世界中で多くのユーザーにギャンブルサイトや他の資金送金ニーズに利用されてきました。
100を超える預金提携サービスを誇り、VISAなどのクレジットや28種類の法定通貨の銀行口座など、ユーザーのあらゆる預金ニーズに対応しています。※日本人はNetellerを使ったオンラインカジノへの入出金はできません。
同社は今年10月に、ビットコイン、イーサリアム、ビットコインキャッシュ、ライトコインのサポートを開始しています。
これにより、世界各地のNeteller(ネテラー)利用者は、仮想通貨を法定通貨に、法定通貨を仮想通貨に変えることができるようになり、利便性の向上が見込まれます。
サポートされた仮想通貨にとっては流動性の向上が期待できます。
ナスダック、仮想通貨ビットコイン先物ローンチ計画 を正式発表
世界主要取引所時価総額第2位を誇る証券取引所ナスダックが、2019年前半にビットコイン先物をローンチする計画を正式発表しました。
英国のタブロイド紙デイリー・エクスプレスが12月3日に報道しています。
ナスダックのメディアチームでヴァイスプレジデントを努めるジョセフ・クリスティナット氏は、昨日の正式発表で、ローンチを行うのは米商品先物取引委員会(CFTC)の承認を得ることが条件であることを明らかにしています。
発表では、ナスダックが計画する先物契約は、「透明性があり規制と監視の効いた」初めてのデジタルアセット商品になるとされています。先物契約は、同社が最近発表した米国の投資企業ヴァンエック(VanEck)との提携の一環として、共同ローンチされる予定です。
ヴァンエック(VanEck)は、現物による裏付けのあるビットコイン上場投資信託(ETF)の共同提案について、米国証券取引委員会(SEC)からの最終決定を待っていることでも注目を浴びています。
参考コインテレグラフ
バイナンスコインがバイナンスチェーンに移行
4日、バイナンスのCEO、ジャオ・チャンポン(CZ)氏は、独自のブロックチェーン「バイナンスチェーン」のローンチについて言及しました。報道を受けてバイナンスコイン(BNB)の価格は17%上昇しています。
#Binance is pushing for blockchain adoption and doing many things to help advancement of the industry. E.g. we will have the Binance chain ready in the coming months, on which millions of projects can easily issue tokens. @cz_binance @ForbesAsia #ForbesBlockchain pic.twitter.com/0pc0r1lXd2
— Binance (@binance) 2018年12月4日
フォーブス・アジアに出席したCZ氏は、「バイナンスチェーン」のローンチは「次の数か月に」予定していると公表しました。
バイナンスは今年春、独自のブロックチェーン「バイナンスチェーン」を開発することを公式サイトで発表しています。
バイナンスチェーンは、ブロックチェーン資産の移転と取引に着目したブロックチェーンであり、新たな流動性を獲得すると主張。取引所の独自トークンであるバイナンスコイン(BNB)も、このバイナンスチェーンに移行されます。
現在、バイナンスコイン(BNB)はERC-20トークンであり、イーサリアム・ブロックチェーン上に構築されています。
現在のBNBの主な用途は、バイナンスでの取引手数料の節約です。ユーザーはBNBで取引すると、手数料は25%割引されます(2年目時)。
今後、バイナンスは独自のブロックチェーンを構築して、ユーザーが資産をより簡単に発行し、素早く取引できるようにしたいと考えており、BNBがバイナンスチェーンに以降すれば、スケーラビリティの問題を抱えてきたイーサリアムのチェーンからの独立を意味します。
例えば、イーサリアムの人気の高いゲーム「クリプトキティ―ズ」が活況な時、送金手数料が高騰し、未承認のトランザクションが積みあがり、送金遅延が発生するなど、ネットワーク全体に影響しました。
このような問題を解決すべくバイナンスは独自のブロックチェーンの構築を目指しています。