MEX(メックス)とはBitMEX(ビットメックス)という海外の仮想通貨取引所です。
主にレバレッジ取引(FX)を中心に扱っており、レバレッジの倍率が100倍という点が特徴的です。
また、追証もなく入金額以上に損失が発生するリスクがないため、FXをはじめたことがない初心者の方でも利用しやすく、国内のみならず世界中で人気の高い取引所です。
本記事ではその特徴やメリット・デメリットなどについて解説致します。
コンテンツ
MEXはどんな取引所?
BitMEX(ビットメックス)はDMM Bitcoinなどをはじめとした国内のFX業者とは異なり、入出金はすべてビットコイン(BTC)で行います。
また、国内業者ではレバレッジが最大でも25倍なのに対してBitMEX(ビットメックス)では最大100倍となっており、追証のリスクが無いにも関わらず高いレバレッジをかけられるため、少ない資金でも大きな額を動かすことができます。
※ポジションサイズによって必要証拠金やロスカット割合が変わってくるため、大きな額を動かす際には注意が必要です
MEXの通貨ペアは?
- XBT/USD
- ADA/XBT
- BCH/XBT
- ETH/XBT
- LTC/XBT
- XRP/XBT
などの取扱いがあります。
MEXのレバレッジは何倍が選択可能?
BitMEX(ビットメックス)のレバレッジは、最大100倍まで設定可能です。
レバレッジとは保有している資産に対して倍率をかけて取引できる仕組みで、例えばレバレッジ100倍、保有資産が10万円の場合はレバレッジをかけることで最大1,000万円分の取引を行うことが可能となります。
MEXの建玉はどれくらいまで建てられるの?
BitMEX(ビットメックス)で注文を出す際、保有建玉の上限はありません。
DMM BitcoinやGMOコインなどの国内FX業者は通常建玉の制限が設けられているため、この上限が無いというのは大きな特徴であり、特に大きな額を動かすトレーダーにとっては非常にメリットが大きいといえます。
また、1回あたりの最大発注数量は1,100BTCまで注文可能となっており、こちらも国内FX業者と比較すると圧倒的な数値となっています。(DMM Bitcoinであれば、最大発注数量は3BTCまで)
しかし、ポジションサイズによって必要証拠金率やロスカット率が異なるため、大きなレバレッジで取引をする際には常に証拠金の維持率を意識するようにしましょう。
MEXは両建てに対応しているの?
そもそも両建て(りょうだて)とは、同じ時刻から「売り」と「買い」のポジションを両方持つことにより、相場がどちらか一方に急激に傾くとき(傾きそうなとき)に片方を損切りすることで、リスクを減らしつつ利益を得ようとする手法です。
しかし、BitMEX(ビットメックス)では基本的に両建ての注文を行うことができません。
そのため、BitMEX(ビットメックス)で両建てと同じような注文方法を行うためには、先物を使用して両建て注文をすることなどが挙げられます。
例えば、XBTUSDのペアに対して両建てを行いたい場合、3ヶ月先物ビットコインである(XBTU18など)と無期限ビットコインである(XBTUSD)のそれぞれに対して「売り」と「買い」注文をだすことにより、実質的に両建て注文を出すことが出来ます。
また、先物を利用した場合はスワップ金利と呼ばれる手数料が発生しないため、長期的にポジションを持った際でもかかるスワップ金利は無期限ビットコイン分のみになります。
MEXを利用するメリットは?
BitMEX(ビットメックス)を利用するメリットは、なんといっても最大100倍という高いレバレッジと追証が無いことでしょう。
さらに取引所自体のインターフェースも日本語化されており、動作も止まることが少なくサクサクです。
また、BitMEX(ビットメックス)が仮想通貨FX業者の中で取引量が第1位(2018年11月1日時点)のため、板が厚く取引しやすいことから約定につながらないといった現象も発生しづらくなっています。
MEXを利用するデメリットは?
BitMEX(ビットメックス)を使用するデメリットは、入出金や取引所内での保有資産がBTCに限られる点です。
DMM BitcoinやGMOコインなどは日本円入金や日本円のペアがあるため、保有資産は日本円建てで変動しません。
しかしBitMEX(ビットメックス)では保有資産がBTCのため、日本円換算した場合にどうしてもBTC/JPYのレートに伴い評価額が変わってしまいます。
つまり、BTCの価格が下がればもちろん日本円での評価額は減少してしまいます。
MEXはTwitterでなんで人気なの?
FXではサーバーの安定性、板の厚さなど様々な要因をよりよい状態で保つ必要がありますが、現状の国内FX取引所ではサーバーが落ちてしまい取引ができなくなったりと、ユーザーの利便性を満足させられている取引所が少ないのが現実です。
そんな中、BitMEX(ビットメックス)は上記でも記載したようにユーザビリティが高い取引所のため、Twitter上でもBitMEX(ビットメックス)をよく利用していたり、国内取引所から移行したユーザーが多いようです。
BITMEX使わない理由は?
仕様を何回読んでもメリットだらけで(手数料くらい?)国内取引所が軽薄な印象。
気がついてない人いないと思うけど、割と内容読まずにやっちゃう人多い?
— toto (@toto_co_jp) 2018年1月19日
なぜみんなこんな取引所使うの?
FXならBITMEXでよくない?
クソzaifは時計販売所。
なにも改善されないならみんな使わなければいい。
NEMなどのの積立システムだけがメリット。
それ以外はデメリットしかない😅 https://t.co/DkqNlXDDzC— あだむー (@adadeyumemirubk) 2018年4月26日
MEXの手数料は何%?
BitMEX(ビットメックス)の手数料は以下の3種類に分けられ、それぞれ異なります。
- Maker手数料:-0.025%
- Taker手数料:0.075%
- Funding手数料:8時間毎に変動
Maker手数料とは
Maker手数料は、自分が板に注文を出してそれを他のユーザーが購入した際に自分の手元に入ってくる手数料のことです。
手数料がマイナス表記になっているのは、支払う手数料ではなく受け取ることができる手数料のためです。
Taker手数料とは
Taker手数料は、Maker手数料の逆の立場にあたる手数料のことで、板に並んでいる注文から自分が購入する場合に支払う必要がある手数料のことです。
このTaker手数料が0.075%と少し高いため、頻繁に注文を出す際には注意する必要があります。
Funding手数料とは
Funding手数料は、日本時間5時から8時間ごとに、ポジションを保有しているユーザー全てに適応される手数料のことです。
このFunding手数料は時間ごとに-0.0375%から0.0375%の中で変動し、Funding手数料がプラスのときにロングポジションを保有していると手数料を受け取ることができます。
逆にショートポジションを保有している場合は、手数料を支払う必要があります。
MEXはキャンペーンをしているの?
BitMEX(ビットメックス)はこちらのボタンから作成すると、半年間手数料が10%オフとなります。
特にBitMEX(ビットメックス)ではTaker手数料が0.075%と少し高めのため、10%オフのキャンペーンはBitMEX(ビットメックス)を利用する上で必ず利用しておきましょう。
また、既に口座を持っている方も半年経過している場合は手数料オフのキャンペーンが終了しているため、以下のボタンから新規にアカウントを作成することをオススメ致します。