世界でもトップレベルの取引量を誇る中国の大手取引所Huobiが日本居住者へのサービスを停止すると発表しました。仮想通貨市場全体に影響が出る可能性が指摘されています。

メールで通知

Huobiは27日、同社のメールにて日本のユーザーに対し、7月2日をもって日本居住者へのサービスを停止すると通知しました。日本の法律に基づく対応であるとのことです。

また同社のホームページ上でもディスクレーマー(免責事項)として、日本の仮想通貨交換業を取得しておらず、日本の法律に基づき日本にて仮想通貨交換業を行っていないこと、日本居住者に対する勧誘を一切していないことを明記しました。

取引所のサービスが停止したときの対応

取引所のサービス停止の際はニュースを聞きつけた方たちが一斉に送金や取引を行うことでトランザクションが混雑して送金に予想以上に時間がかかったり、取引所のサイトが重くなってラグが生じることで誤操作が多くなるといったケースが確認されていますので注意が必要です。

ビットコインは元々送金速度があまり早くないこと、大勢が利用していることなどからトランザクションが混雑しやすい傾向にあるため、ほかの通貨で送金したほうが早く済む場合が多いといわれています。

Huobiに預けられている日本人の資産が大きく動くことになるので仮想通貨市場全体に影響が出る可能性が指摘されています。

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