技術系ニュースサイトMotherBoardが、ビットコインを生み出したとされる正体不明の人物『サトシ・ナカモト』について、FBIとCIAに情報開示請求を行なったことを14日に明らかにしました。FBIは未回答、CIAはこの請求を拒否した上で肯定も否定もできないと回答しました。
とうとうFBIとCIAに質問
MotherBoardは14日、ビットコインの開発者とされるサトシ・ナカモトについて、FBIとCIAに情報公開法に基づく開示請求を行ったことを明らかにしました。
FBIからは現時点で回答はないようですが、CIAからは請求を拒否され、サトシ・ナカモトについて否定も肯定もできないという旨の回答が来たそうです。
個人のプライバシーに関わる問題なので仮に知っていたとしても答えらえないため、このような回答になったのではないかと言われています。
正体を突き止めようとするメディア多数
新技術ブロックチェーンを活用して、お金の新しい形であるビットコインを生み出した人物が自分の正体を明らかにしていないというのはやはり大衆の興味を引く模様で、これまでメディアは何度もサトシ・ナカモトを特定しようとしました。
カリフォルニア在住の日系人、ヘルシンキの研究所に務めるフィンランド人研究者、ダークウェブマーケットの支配者など、さまざまな人物がその候補として報じられましたが、いずれも証拠に欠けていたり、本人に明確に否定されたりとうまくいっていません。