中国のブロックチェーン関連のスタートアップ企業が集まるブロックチェーン産業パークは優秀な技術者を募集しており、移住する技術者を対象に最大5000万円の住宅購入手当を支給するとのことです。中国は近年ブロックチェーン活用を国策として推進しています。
ブロックチェーン最先端都市杭州
中国杭州ブロックチェーン産業パーク政策によると、杭州はブロックチェーン技術に精通した優秀な技術者を募集しており、移住して働く場合最大300万元(5000万円)を住宅購入手当として支給するとのことです。
杭州はブロックチェーン関連のスタートアップ企業の数が中国国内で2番目に多く、AIなどの最先端技術が盛んな4つの地域を指す『北上深杭(北京、上海、深セン、杭州)』という言葉に入るほど、テクノロジーの最先端を行く都市です。
ブロックチェーン産業パーク
ブロックチェーン産業パークは2017年9月に開業しており、アリババ本社とアントフィナンシャル本社の中間に位置する抜群のロケーションであるのに加え、杭州政府のサポートも受けられます。まさにブロックチェーン関連企業同士が共同開発、実験を行うのに最適な場所となっているそうです。
中国は仮想通貨に関する様々な規制を実施しているので、仮想通貨に否定的な国として見られがちですが、実際はブロックチェーン活用を国策として推進しており、2017年だけで178社ものスタートアップ企業が誕生しています。