マイクロソフトの検索エンジンBingはオンライン上の悪質な詐欺からユーザーを守るため、仮想通貨関連の広告を全面的に禁止すると発表しました。
ユーザーを守るため
マイクロソフトが提供する検索エンジンBingは6月下旬から7月上旬の間に仮想通貨関連の広告を全面禁止することを14日、Bingのブログで明らかにしました。
Bingによると禁止するのは、『仮想通貨とそれに関連するサービスは十分な規制がなく、オンライン上に悪質な詐欺が多く存在し、ユーザーがそれらの被害にあうことを防ぐため。』としています。
同じ理由で規制されていないバイナリーオプションの広告も同様に禁止されます。
規制の重要性
2018年に入り、Facebook、Google、Twitterとオンライン上の広告を取り扱う企業が次々に仮想通貨の広告を禁止しています。
そのどれもがユーザーの保護を理由としており、仮想通貨を宣伝することで企業側、ユーザー側に大きなリスクが生じると判断されていると考えられます。
政府などの公的機関がしかるべき規制を敷き、いち金融商品として広く認知されるようになれば、安心して宣伝できるようになるでしょう。