ダリアリサーチが大きな仮想通貨市場を持つアメリカ、イギリス、ドイツ、インド、中国、日本、韓国、ブラジルの8か国に対し、仮想通貨の所有率、認知度、理解度、購入意欲などを調査したところ、所有率では日本が11%で1位でした。
仮想通貨の主要8か国の29000人を対象に調査
ダリアリサーチがは9日、『どれだけ多くの人々が実際に仮想通貨を持っているのか?』というタイトルのmediumの記事で、仮想通貨の所有率をはじめとする普及の度合いについての調査結果を発表しました。
調査は大きな仮想通貨市場を持つ8か国在住の29000人を対象に行われました。
結果によると平均が所有率7%、認知度75%、理解度50%、購入意欲の有無4%であるのに対し、日本は所有率11%、認知度83%、理解度60%、購入意欲の有無3%と購入意欲以外で非常に高い水準を示し、所有率については8か国の中で最も高いことが判明しました。
男女別、教育水準別にも調査
所有率の男女差については、アメリカ、イギリス、ドイツの欧米はすべて19%もの差があり、男性のほうが圧倒的に所有率が高かったのに対し、アジア各国はすべて差が一桁台に収まっており、女性の社会進出が進んでいる欧米のほうが女性の仮想通貨の所有率は低いという意外な結果が出ています。
また教育水準別にも調査したところ、教育水準が高い人ほど、すべての数字が高くなることも判明しました。教育水準の低い人ほど最先端の情報が入ってきづらく、また入ってきても学ぶ環境が整っていないことが原因と考えられます。