パーソルキャリア株式会社、テックビューロ株式会社、日本情報通信株式会社の3社がブロックチェーン技術を利用して副業を支援するアプリケーションを開発、実証実験を実施しました。
副業を支援する「勤怠データを管理するアプリケーション」
人材サービスを手掛けるパーソルキャリア、ブロックチェーン技術に基づいたサービスを開発しているテックビューロ、システムインテグレーション事業を展開する日本情報通信の3社が共同で実施した今回の実証実験は、労働力人口減少やイノベーション不足といった社会課題の解決策として期待される“副業”を支援するためのアプリケーション開発が行われました。
副業が制度化される上で課題となってくるのが、企業目線では「社員の労務管理」そして個人目線では「勤務時間の自己管理」です。そこで、ブロックチェーンの技術を用いて、勤怠データを管理するアプリケーションを開発し、課題解決の可能性を検証しました。
実証実験には、テックビューロが開発した汎用型プライベート・ブロックチェーン製品「mijin」を用いています。
3社とも技術検証進める方針
実験の結果、自社・副業先の労働時間実績データを単一のブロックチェーン上で管理することで、企業をまたがった実績の管理、勤怠管理が可能であることが実証されました。
今回の実験結果を踏まえ、今後も3社が更なる技術検証を行い、ブロックチェーン技術を用いた新サービスの実現も視野に入れていく方針です。