XRPネットワークの非中央集権化進む
仮想通貨XRPを支えるネットワークの非中央集権化が進んでいます。
XRP Ledgerに関するバリデータリストが更新され、ネットワークのノードの約80%がリップル社とは関連しない第三者機関で運営されていることがわかりました。仮想通貨XRPの取引承認を行うUNLに新たなノードが追加されたことで、リップル社のUNL占有率が20%近くまで低下しました。
最新のデータでは、合計ノード数が34で、内自社ノードが7に相当、他社ノードが80%近くまで増加したのは初めてです。2018年8月に50%に達してから、大きく自社UNL専有率を低下させています。
同社は、UNLに新たな第三者機関のノードを2つ加える度に、自社ノードを減らす方策を取っており、最終的に自社ノードを0にすることを目指しています。
新たに追加されたUNLバリデーターには、カナダの大手仮想通貨取引所「CoinField」があります。
同社は、仮想通貨XRP台帳に基づいた大型プロジェクトに取り掛かっており、詳細を来月にも発表するとしています。
大型プロジェクトの追加情報は、明日15日に発表。詳細はSWELL開始日と重なる11月に発表を行う予定です。
参考CoinPost
中国富豪ランキングに仮想通貨業界の大物ら12人
トヨタ自動車の高級車ブランドであるレクサスがスポンサーを務める「hurun中国富豪ランキング2019」に仮想通貨業界からも複数の富豪がランクインしました。
中国の富豪としてランクインした人物には、仮想通貨マイニング大手BitmainのMicree ZhanとJihan Wu、仮想通貨取引所大手BinanceのChangpeng Zhao(CZ)、OK CoinのStar Xu、またHuobiのLeon Liなど12人の仮想通貨業界の有力者がいます。
hurun中国富豪ランキングは20億元(約300億円)以上の資産を持つ人をランキングにしたもので、2019年は1819人が掲載されています。昨年ランクインした266人が今年は脱落し、192人が新たにランクインしてリストされた今回のランキング、富豪の総人数は2年連続で減少傾向にあるという。またレクサスは2018年から2年連続で独占スポンサーを務めています。
1位にはAlibabaの創業者であり9月に会長職を辞任したJack Ma氏とその家族で2750億元(約4兆1250億円)、2位にはWeChatなどで有名なTencentのCEOであるMa Huatengで260億元(約3兆9000億円)がランクイン。
以下が主要な仮想通貨業界の富豪のランキングです。なお、資産額は1元=15円として計算しています。
順位 | 資産額(円) | 名前 | 会社 |
100位 | 4500億 | Micree Zhan | Bitmain |
195位 | 2700億 | Changpeng Zhao(CZ) | Binance |
214位 | 2550億 | Jihan Wu | Bitmain |
398位 | 1500億 | Star Xu | OK Coin |
531位 | 1125億 | Leon Li | Huobi |
参考CoinPost
ライトコインが8周年 LTCネットワークで累計54兆円相当のトランザクション
Happy 8th birthday to Litecoin! 🎉
Litecoin network has been up and running continuously for the past 8 years with zero downtime. And in that span of time, over $500,000,000,000 worth of LTC have been transacted. 😮
Looking forward to the next 8 years and more! 🚀 pic.twitter.com/ItcDWrdCf1
— Charlie Lee [LTC⚡] (@SatoshiLite) 2019年10月13日
主要通貨ではビットコイン(BTC)の次に歴史が古いコインと言われている仮想通貨ライトコインが8周年の日を14日に迎えました。
LTCのアニバーサリーを祝った創業者のチャーリー・リー氏は、ライトコインネットワークは8年間、一度もダウンすることなく稼働し続けたと賞賛。これまでの期間で5000億ドル(54兆円相当)ものトランザクションが生じたと報告しています。
その上で、これからの8年間も大いに楽しみにしているとコメント。
ライトコインは、金に対する銀のように、BTCのサブアセットとしての利用を想定して2011年10月に開発された仮想通貨で、メジャー通貨の中では歴史上2番目に古い仮想通貨として認識されています。
依然時価総額も高く、今年迎えた半減期に向けて大きく価格を戻した仮想通貨でもあります。
主要通貨としては初めて導入に踏み切ったSegWitでは、アドレス使用率が75%に達するなど、スケーラビリティ面で業界で先導しています。
参考CoinPost