<9月16日こよりが注目する仮想通貨ニュース>

「ビットコインは上昇する」トム・リー氏が強気予想

著名経済・投資アナリストのトム・リー氏が、米メディアCNBCの経済番組で「仮想通貨は、過去最高の局面へ向かっている」と強気予想を示しました。

番組内でリー氏は以下のように語っています

リセッション懸念などマクロ経済の見通しが暗いため、ビットコイン市場も停滞している。私が思うにビットコインはトレンドなしには上がらない。次の大きな(ビットコインにとっての)火付け役は株式市場における決定的なブレイクアウトだろう。なぜなら株式がブレイクアウトすると、ビットコインはリスクオン資産になるからだ。

言い換えると(少なくとも今の所は)米国株が上がればビットコインも上がる、ということです。

株式市場が最高値を更新し、中央銀行が依然として(金融緩和路線に傾倒するなど)支援的と見られれば、投機マネーなど流動性の一部がビットコインに向かう。さらに重要なことは、ボラティリティの大きい商品への関心があれば、その時がビットコインが買われる時だろう。

また、リー氏は、S&P500(アメリカの代表的な株価指数)が、年末までに過去最高値(ATH)の3025を超え、3125以上まで上昇すると予想しています。

リー氏の言う「決定的なブレイクアウト」は年末までに起こり、ビットコインも同様に過去最高の局面に向かっていくと予想。

リー氏の見解は、過去のS&P500とビットコイン価格の相関性に基づいていまうす。ビットコインが市場に出てから10年、ビットコインが最高値を更新した年とS&Pが最高値を更新した年は同じでした。

参考CoinPost

国際決済銀行(BIS)委員会、仮想通貨リブラ創設者らと会合

9月16日に仮想通貨リブラの代表者が、欧州中央銀行など26カ国の中央銀行の役員からなる国際決済銀行(以下BIS)決済・市場インフラ委員会(以下CPMI)と金融安定性を評価するために、スイスで会合を行うとFinancial Timesが報じました。

CPMIは主要国・地域の中央銀行において支払決済システムなどを担当する幹部により構成される国際基準設定主体で、中央銀行による決済インフラ運営を含む支払決済に関する政策策定などを通じて、金融経済の安定および発展を目指している。イングランド銀行(英中央銀行)、日本銀行、ニューヨーク連邦準備銀行を含む28の加盟銀行で構成されています。

Financial Timesによれば、Facebookが6月18日にリブラの構想を発表してから初めての国際的な政策立案機関との会合であるとのこと。

BISは、Facebook、Google、Amazonなどの数十億人規模の顧客基盤を抱える大手企業が提供する金融サービスが、銀行・金融業界に新たなリスクをもたらす可能性があると警告していました。

EU諸国はリブラに厳しい風当たり

欧州では、リブラプロジェクトへの反発が強い傾向にあります。

例えばドイツは、リブラを含む民間のステーブルコイン発行を認めない方針です。フランスの財務大臣ブルーノ・ル・メール氏は「欧州でリブラ開発は認められない」と言及、またEU独自のデジタル通貨の発行を呼びかけています。

参考CoinPost

仮想通貨ビットコインのセグウィット率、初めて5割を突破

セグウィット(SegWit)を使ったビットコイン取引の割合が15日に50%を初めて突破しました。

セグウィットは、セグリゲイテッド・ウィットネス(分離された証人)の略で、2017年後半に初めて導入されました。取引データを圧縮することでブロックサイズをそのままに、事実上の取引量を増加させ、スケーラビリティ(利用者増に対する適応能力)問題に対応する解決策です。

2018年のセグウィット利用割合は平均で26%。

既報の通り、米仮想通貨取引所ジェミナイは4月に大手の仮想通貨取引所として初めてセグウィットの完全サポートを発表。普及の後押しをしていたとされています。

参考コインテレグラフ

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