コインチェック、マクロミルポイントを仮想通貨に
仮想通貨取引所コインチェックが、調査・アンケート会社大手マクロミルがアンケートに回答者に付与するポイントを仮想通貨に交換できるサービスを10日より提供すると、日経新聞が報道しました。
マクロミルのポイント交換先には、換金して銀行振込や、Tポイントなど提携先のポイントへの交換、5000以上への商品への交換など、複数の選択肢がありますが、今回新たに仮想通貨が交換先として加わることになります。
対応仮想通貨は、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)で、コインチェックの口座を通じて交換することができるようになるとのこと。
若者世代や主婦層などを中心としたユーザーが副業やお小遣い稼ぎとして利用しており、仮想通貨保有への裾野を広げる新たな取り組みとなりそうです。
マクロミルポイントは、1ポイント=1円相当価値をもち、簡単な選択式のアンケートから、会場調査やグループインタビュー、個別インタビューなど、専門的な調査まで、マクロミルが提供する調査内容に回答したユーザーに案件ベースで付与される仕組みになっています。
高額の案件や、数をこなすことでより多くの報酬を得る回答者がいるなかで、簡単な選択式のアンケートなど、回答の報酬が少ないものもあります。
最近、ポイントや電子マネーと仮想通貨を連動させたサービスは、国内の仮想通貨取引所を中心に広がりを見せています。
今後の普及・発展に期待です。
参考CoinPost
世界展開するハンバーガーチェーンのバーガーキング、ドイツでビットコイン(BTC)での支払いを受け付けを開始。
デリバリーサービスのウェブサイトとモバイルアプリでのみ対応となっています。
現在、ドイツのバーガーキングのウェブサイトのデリバリー用とモバイルアプリの決済オプションページにビットコインが追加されています。店頭での支払いにも応じるのかどうかは不明。同国内の店舗数は600を超えます。
企業データベースを運営するクランチベースの会社情報によると、バーガーキングは1954年に米フロリダ州マイアミに本社を構えて設立。現在、世界1万3000カ所に店舗を構え、98カ国で1日当たり1100万人超が利用しているとのこと。年間収益は推定17億ドル(約1800億円)となっています。
参考コインテレグラフ
SBIホールディングスは4日、同社子会社のSBIインベストメント社が「エリプティック・エンタープライズ」に出資したと発表しました。出資額は非公表ですが、エリプティック側はSBIを筆頭として、シリーズBラウンドの総額2300万ドルを調達したと明らかにしています。
エリプティック社はロンドンやニューヨークにオフィスを構え、仮想通貨分野でのアンチマネーロンダリング(AML)の実績を持つ企業です。SBIによると、データベースと技術は業界トップとのこと。
AML事業に特化している同社は取引や取引に関するアドレスのリスクをスコアリングし、表示するサービスを提供。資金洗浄や資金流出が起こった場合に経路の把握や犯人の特定につながるソリューションを提供しています。
エリプティック社は今回の出資により、日本とシンガポールで新しくオフィスを構え、事業を拡大。同社はブロックに対し、両国は仮想通貨業界が活発であり、明確な規制のフレームワークを持っていることを進出の理由としてあげています。
参考コインテレグラフ