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米国のスーパー大手セイフウェイで”ビットコイン還元”が実施できるようになったと発表
7月25日、ビットコイン報酬アプリ「ロリー(Lolli)」が、米国のスーパー大手セイフウェイで”ビットコイン還元”が実施できるようになったと発表しました。
全ての商品において購入価格の3.5%をビットコインで還元されるとのこと。日本でいうポイントサービスのビットコイン版みたいなものと考えてよさそうです。
米国ではビットコイン還元サービスによって、ビットコインの普及が進むだけでなく、従来のポイントサービスが抱える問題が解決できるのではないかという見方が出ています。
米VCハンブル・ベンチャーズの共同創業者ハリー・アルフォード氏は、ブログの中で仮想通貨が世界中の人々を投資家に変える可能性があると主張。マーケティング企業のデータを引用して、年間で消費者は1000億ドル分(約10兆円)のポイントを償還していない。消費者は、ポイントをもらえるという事実だけで満足してしまっており、実際に使うところまで言っていないケースが多いことを改善しようと考えているようです。
アルフォード氏は、ビットコインが解決策になるかもしれないとみています。
参考コインテレグラフ
バイナンスで流出した仮想通貨、4800BTCが資金洗浄済み
5月にハッキング被害にあったバイナンスの流出仮想通貨のうち、3分の2が資金洗浄されていることが判明しました。
7,000 BTC(当時約45億円)のうち、少なくとも4,836BTCがミキシングサービスを通じて洗浄されたとのこと。
資金フロー調査企業「Clain」のリサーチによると、バイナンスをハッキングした犯人は、6月12日より一部の資金の洗浄を開始していたと説明しています。
犯人はビットコインの来歴を誤魔化すため、仮想通貨のミッシングサービス「Chipmixer」を利用していた形跡が見られるという。一時期、Chipmixerの資金流入が異常に集中していたため、Clain社は「資金の高い流入と高い流出が同一人物によるものと考えるのが自然だ。」と説明しています。
犯人は不正に獲得したBTCを「正当化(トラッキングから逃れる)」するため、一度もそれを他の仮想通貨取引所に送金した形跡を行なっておらず、Chipmixerのみの利用に留まっているようです。
参考CoinPost
リップルCEOが発言、マネーグラムによる仮想通貨XRP使った送金の詳細も明かす
リップル社のブラッド・ガーリングハウスCEOは、Yahoo Finance UKのインタビューに答えて、米送金大手マネーグラムへの出資以外に複数の出資を検討していることを明かしました。また、マネーグラムによる仮想通貨XRPを使った送金の詳細についても述べています。
ガーリングハウス氏は、「我々のビジネスは力強く成長しており、バランスシートも強く、かなり良い立ち位置にいるため、これをさらに利用するつもりだ」と発言。詳細は避けたものの、「複数」の出資や買収で積極的に交渉が進んでいると話しました。
リップルは、6月にマネーグラムと戦略的な提携関係を結び、5000万ドル(約53億円)を出資。仮想通貨XRPの利用が義務となる決済サービスのxRapidの使用を明言したことなどから話題となりました。
ガーリングハウス氏は、クロスボーダー(国をまたいだ)送金市場におけるxRapidの優位性を改めて次のように説明しています。
「もしあなたがオスカー銀行で1ポンド持っていてメキシコに支払いをしたいとする。まずあなたポンドでXRPを購入する。デジタル取引所なら数秒で購入は終了し、そのあと、あなたはXRPをメキシコにある取引所に送る。3秒くらいかかるだろう。」
また同氏は、マネーグラムによるxRapidを使った送金は、米ドルからメキシコのペソと米ドルからフィリピンのペソのペアで始まると発言。「Q4には始まるが、結果的に取引量が分かるのはQ1だろう」と述べました。
参考コインテレグラフ