GeminiのFINRAに対するライセンス申請が明らかに
米仮想通貨メディアCoinDesk社が入手した情報によると、ウィンクルボス兄弟が運営する米仮想通貨取引所Gemini(ジェミナイ)は、自主規制組織(SRO)である金融取引業規制機構(FINRA)に対してブローカー・ディーラーのライセンスを申請したとのこと。
これは、顧客が合法的にデジタル証券(セキュリティトークン等)を取引することができる、認可された取引所になるための第一歩です。
2019年4月30日にGeminiはデジタル証券プラットフォーム「Harbor(*1)」と提携し、Harborプラットフォーム上では、証券の購入と配当を受け取るのに米ドルと1:1で固定された独自のステーブルコイン『GUSD』を使用することができるようになっています。よって、次にGeminiがデジタル証券取引を独自のプラットフォームで促進する目的が伺えます。
HarbourのJoshua Stein CEOは、「より厳しい規制環境が市場を包んでいるにも関わらず機関投資家は(デジタル証券に)関心を持っている」と述べています。
Habor社のマーケティング責任者であるKevin Young氏は「Geminiチームは非常に協力しやすく、プロアクティブな規制アプローチを採用し、市場における機関投資家のニーズに対応するという点で連携している」と語っています。
Geminiはすでに州レベルでデジタル資産の保管を認められていて、2015年にはニューヨーク州金融サービス局(NYDFS)から承認を受けています。
参考CoinPost
フェイスブックの仮想通貨リブラは「主流にならない」
米金融調査会社ジェフリーズが最近実施した調査によると、米国ユーザーはフェイスブックの独自仮想通貨「リブラ」は信頼性に欠けるためほとんど使用しないと答えていることを、仮想通貨ニュースのザ・ブロックが7月1日に報じました。
調査は600人を対象に実施されました。リブラを購入するかという質問に対し、5人中に4人が「可能性が低い」または「極めて可能性が低い」と答えていました。その理由として、回答者の45%が、フェイスブックがユーザーの取引データへのアクセス権を持たないというのでない限り、フェイスブックの信頼性が低いからだとしています。
回答者の40%近くがすでにモバイル決済のウォレットを保持しており、わざわざリブラ専用のデジタルウォレット「カリブラ」を通じてリブラを使用する必要性がないと指摘しています。
「効果的に、持続可能なネットワーク効果なしに、リブラが現存するキャッシュレス決済に取って代わることは期待しない。少なくとも当面は」とも述べられていました。
リブラに興味があるとした回答者のうち、12%はモノやサービスの購入に使用すると回答。14%は友人や家族に送ると答え、15%がどちらの用途にも使用するとしています。
参考コインテレグラフ
リップル社投資部門「Xpring」が企業へ540億円相当の支援
「Xpring(スプリング)(*1)」は、過去数ヶ月の間でスタートアップやデベロッパーに対して5億ドルを投じ、XRPの利用と普及をサポートしていたことが判明しました。
Xpringプロジェクトのシニア・バイス・プレジデントであるEthan Beard氏は、ブログにて、Xpringの成長とXRPを大衆に普及させる為の計画にについて説明しており、次のように主張しています。
Xpringは急速に成長しており、現在(2019年7月3日)までに20以上の企業へ5億ドルの支援を約束した。その範囲は独立開発者プロジェクトから大規模なパートナーシップにまで及ぶ。私たちは、XRP Ledgerやインターレジャープロトコルのようなオープンソースプロトコルへの貢献に焦点を当てて拡大してきた。このパートナーシップと投資を通じて革新的なブロックチェーン・プロジェクトの成長を支援していく。
また、Xpringの目標についても以下のように言明しています。
Xpringの目標は、XRPの実際のユースケースを作成するプロジェクトを開発者が簡単に構築できるようにすることである。Xpringチームは、XRPのLedgerおよびインターレジャープロトコル上で開発者にツール、ライブラリ、サービスなどのリソースを提供することによって、堅牢な開発者プラットフォームを構築している。
Xpringは国際送金以外の分野でXRP LedgerとXRPを利用する会社に投資をして支援するプロジェクトのことなので、要はユースケースの拡大ってことだね!
これまでにゲーム業界・音楽業界などに進出。絶賛タネまき中で、いつか花開くときが来る!
参考あ