コンテンツ
ゴールドマンサックスが独自仮想通貨を発行か
ゴールドマンサックスが独自仮想通貨を発行する計画が明らかとなりました。
フランスのニュースメディアLes Echosが今週金曜日に行ったインタビューで、米メガバンク「ゴールドマンサックス」のCEO David Solomon氏は独自通貨の発行の計画を明かしています。
Solomon氏によれば、JPモルガン・チェースが以前に独自通貨「JPMコイン」発行していますが、同行もその後に必ず続くとし、資産のトークン化やステーブルコインについて、かなりの調査を進めているとのことです。
同氏は以下のように語っています。
世界にあるすべての金融機関が、トークン化やステーブルコイン、あるいは摩擦のない決済のポテンシャルを模索していると思う。
またSolomon氏は、フェイスブックの仮想通貨プロジェクト「リブラ」について、その原理を「興味深い」と一定の評価を示し、将来はトークン化やステーブルコインが、決済システムの向かう方向だと話しています。
ちなみに、JPモルガン・チェースが開発するステーブルコイン『JPMコイン』は、早くて今年中にも試験的なサービスが開始することが判明しています。
参考CoinPost
大手仮想通貨取引所ビットレックス(Bittrex)、7月12日に上場廃止のBTC建て取引ペアを開示
Update: The following markets will be removed on July 12, 2019.
Details: https://t.co/mdC4RbDLJs— Bittrex (@BittrexExchange) 2019年6月28日
Bittrex、上場廃止の取引ペア8つを開示
数多くのアルトコインを取り扱う仮想通貨取引所Bittrex(ビットレックス)は7月12日をもち、上場廃止する予定のBTC建てアルトコイン取引ペアを公開しました。
- BTC-ABY
- BTC-DMD
- BTC-EMC
- BTC-MUSIC
- BTC-QWARK
- BTC-SLR
- BTC-SLR
- BTC-ZCL
Bittrexの公式ポリシーによると、「Bittrexは上場手数料を必要とせず、メリットベースで上場を行なっているが、ブロックチェーンの稼働状態、上場条件の違反、コンプライアンス問題などを主な基準に取引ペアの存続に対する判断をなす」との上場廃止方針が掲載されています。
参考CoinPost
V20で仮想通貨サービス事業者の国際規制団体を設立で合意
世界中の仮想通貨業界関係者が集まり、新たな規制や問題点を話し合うV20で29日、2日間の議論を経て、仮想通貨サービス事業者(VASP)の国際的な規制団体設立で合意、覚書に署名しました。
団体名称などは決まっておりません。団体が設立された一方で、FATF規制に対する技術的な解決策や規制枠組みについては合意できておらず、関係者は「1年以内には形にしたい」と話しているとのこと。
署名に参加したのはオーストラリアデジタルコマース協会(ADCA)、シンガポール仮想通貨・ブロックチェーン産業協会(ACCESS)、日本ブロックチェーン協会(JBA)、韓国ブロックチェーン協会、香港ブロックチェーン協会(HKBA)、ブロックチェーン産業自主規制団体のための台湾議員連盟が参加。
ADCA創設者のロナルド・タッカー氏は、今回の設立について、今後の期待感を示しています。
V20サミットでは規制枠組みについて具体的な案は決まらなかったものの、VASP間で議論するための骨組みを作ることはできた。今後はブロックチェーン企業や各国のVASPがこの国際規制枠組みに参加することになる。議論を深め、1年以内には形にしたい。
参考コインテレグラフ