カカオトークに仮想通貨のウォレットを搭載する予定
カカオ社は6月末にKlaytnと呼ばれるブロックチェーンプラットフォームのサービスを提供予定としており、同タイミングでカカオトークに暗号通貨のウォレットを搭載する予定としています。
アプリをアップデートするだけで、仮想通貨ウォレットの利用が可能になるとのこと。
搭載方式は、オプトイン方式が検討されています。
「オプトイン」とは、受信者となる人が事前に送信者に対してメール送信に対する同意を与える、もしくは依頼するという形のことで、受信者が参加の意思表示を「オプトイン」の手続きによって行うことによって初めて、送信者はメールを送ることができことになります。
つまり、あらかじめ同意を得た者に対してのみ送信を認める方式が「オプトイン方式」となります。
カカオトークでは、既にゲームサービスでオプトイン方式を採用しており、ウォレット機能も同じ方式を検討しているものとしているようです。オプトインを採用することにより、利用者の選択に応じて、仮想通貨ウォレット機能を有効にできる仕様になる模様です。
先日、韓国の大手メッセンジャーアプリ『カカオトーク』を運営するカカオがブロックチェーン子会社子であるグラウンドXを通して、プライベートセールにて9000万ドルを調達したことがニュースになりました。
韓国でも仮想通貨・ブロックチェーン業界に注力していることがわかります。
ただ、カカオの関係者によると、「ブロックチェーン技術の発展のための様々な方針を考え中であり、まだ最終決定というわけではない」と述べており、カカオトークの仮想通貨ウォレット搭載が確定しているわけではありません。
しかし、韓国で大きなシェアを獲得しているモバイルメッセンジャーアプリ『カカオトーク』へのウォレットの搭載が実現するとなれば、日常生活にブロックチェーンサービスが急速に普及されることが期待されます。
「アップルペイ」採用する全ての英店舗、仮想通貨Qtum決済導入を開始へ
We're excited to announce that #Qtum holders will be able to use Zeux to spend QTUM at all shops that accept Apple Pay and Samsung Pay! 😃@qtumofficial @PatrickXDai @frankjzhou @MatthewRoszak @mikeqtum https://t.co/Er4sBk1vAU#fintech #paytech #cryptocurrency #Zeux
— Zeux (@ZeuxApp) 2019年3月14日
世界において、最初に英FCA(金融行為規制機構)の認可を受けたモバイル決済アプリの『Zeux』は、新たに仮想通貨Qtumを決済手段のリストに加えたことを公式で発表しました。なお、同アプリはすでにビットコインを統合しています。
現在のところ、英国におけるすべての決済サービスは英国政府とは独立した組織であるFCAの認可を受ける必要があり、同アプリは一つのアプリケーション上で決済、銀行業務、投資のサービスを提供しており、ユーザーは、アカウント開設料金や、送金手数料などを払わずにアプリを利用することができます。
「Qtum」はQtum(キュータム)財団によって運営されているオープンソースのブロックチェーンプロジェクトで、スマートコントラクトを実装しており、ビットコインやイーサリアムといった仮想通貨の利点を組み合わせているという特徴があります。
Zeuxの創設者兼CEOであるFrank Zhou氏は、以下のようにコメント。
私たちはQtumの保有者がZeuxを使ってアップルペイやサムスンペイを受け入れているあらゆる店舗でQTUMで支払いが可能になったことで、今後の実利用に期待している。
同アプリは現在テスト版の段階にある。アップルペイ(ApplePay)は現在のところ、セブンイレブンやナイキ、スターバックスといった数多くの店舗で導入されています。
先日には、米スターバックス社が間接的な仮想通貨決済の導入を検討しているという報道がされましたが、Zeuxアプリを利用することで一足先に仮想通貨を利用した決済がスターバックスの店舗で実現するかもしれません。
参考CoinPost
仮想通貨差し押さえ2例目 駐車違反金滞納
埼玉県警は18日、駐車違反金の滞納を繰り返した東京都大田区の職業不詳の男性(33)から仮想通貨など約64万円相当を差し押さえ、滞納金を徴収したと発表しました。
駐車違反に関連して仮想通貨を差し押さえたのは昨年の兵庫県警に次いで2例目となります。
県警によると、男性は25年8月~26年9月、駐車違反を7回繰り返し、違反金計10万1000円を滞納、督促にも応じなかったという。
県警は男性が仮想通貨交換業者に預けていた仮想通貨など64万円相当を差し押さえ、違反3回分の滞納金4万3000円を徴収。
県警は昨年7月に男性の預金口座を差し押さえて違反4回分の5万8000円を徴収していましたが、その後も男性から残額の納付がなかったため、仮想通貨の差し押さえに踏み切ったようです。
参考sankei