コンテンツ
リップル社がXRPLラボへ出資、ユースケースの拡大へ
リップル社のVC部門「Xpring(スプリング)」は14日、中小企業を対象に、XRPの実用に特化した『XRPL』へ出資を行なったことを発表しました。
XRPLの創設者兼主導開発者Wietse Wind氏は資金調達に成功したことについて、このように述べています。
I cannot describe what I feel right now, but I'll try ... 😳 Starting today @baltazar223, @ThisIsTRISS and I will be officially working full time on building a few killer XRPL apps... Thanks to Xpring funding 😎🎉https://t.co/dhgErN2EBl
— Wietse Wind (@WietseWind) 2019年2月13日
Xpringから出資を受けたのは、夢が叶ったことだ。
開発資金が充実することにより、これから2年間、我々はXRPのレジャー、XRPLの開発コミュニティー、中小企業に向けたXRPのユースケースに関連するツールの開発に注力することができるようになる。
XRPLラボはTwitter上などで投げ銭ができるサービス『XRP Tip Bot』の開発などを行っており、実際にXRPのユースケースに関連するツールを残しているだけに、今後の開発内容に注目が集まります。
リップル社が今後、XRPユースケースやXRPのエコシステムの普及、拡大に向けて、どのような企業へ出資を行うかも気になります。
参考CoinPost
ナスダック、新たにビットコインとイーサリアム指数の提供を開始
ナスダックは米時間2月25日月曜日より、ビットコインとイーサリアムの指数をビットコイン・リキッド・インデックス(以下BLX)とイーサリアム・リキッド・インデックス(以下ELX)として、4万もの指数を誇るグローバル・インデックス・データ(GIDS)に新たに加えたことがわかりました。
1BTCと1ETHが米ドルのリアルタイム価格でGIDSに表示され、且つ、マーケットの流動性が一番高い時点で取引したものが元とされる。またデータは30秒ごとに更新。
BLXは2010年から、ELXは2014年から計算され、この両指数はIOSCO(証券監督者国際機構)が独立性を保った状態で監査するとのこと。
最近のナスダックの動き
先月はブロックチェーンスタートアップ企業のSymbiont社に対し、シリーズB投資ラウンドで2,000万USドル(約20億円)の資金調達を成功。
また昨年2018年11月には、2019年、マーケットに「規制された未来型の仮想通貨2.0をもたらす為」に投資企業のVanEck社と提携するとの報道があったばかり。
ナスダックの動向には今後も注目していきたい。
参考CoinPost
新経済連盟が、「暗号資産の新たな規制に関する要望」を金融担当大臣宛てに提出
注目すべきは仮想通貨税制における、総合課税から(税率20%の)申告分離課税への変更の要望😊
日本の経済界を代表する「新経済連盟」が、金融担当大臣に直接提言を行なった意義は大きい。https://t.co/pnn9tjtQJr
資料全文:https://t.co/Yl1Q8u0o54 pic.twitter.com/opo9fdPqe8
— こより《仮想通貨で生きていく》 (@vc_koyori) 2019年2月14日
一般社団法人 新経済連盟は14日、「暗号資産の新たな規制に関する要望」を金融担当大臣宛てに提出したと、メディア向けプレスリリースで報告しました。
新経済連盟は、代表理事に楽天株式会社の三木谷 浩史氏、副代表理事に株式会社サイバーエージェントの藤田晋氏が就任している連盟で、IT分野における(情報通信技術)さらなる戦略的な利活用を軸とした新産業を推進、発展を支えていく上で必要とされる政策や諸制度の環境整備を、民間の立場から政策提言を行う活動を行なっています。
最も注目されるのは、藤巻議員も安倍政権に対して国会で主張する「仮想通貨税制における、総合課税から(税率20%の)申告分離課税への変更」に関する提言。日本の経済界を代表する「新経済連盟」が、政府の金融担当大臣に直接提言を行なった意義は大きいです。
提言内容は、大きく分けて5つで、以下のように分類されます。
投資型ICOについて
「第一項有価証券」となる対象の明確化
2.決済型ICOについて
発行体と交換業者の責任の明確化
3.カストディ業務について
規制対象となる範囲の明確化
4.デリバティブ取引について
第一種金商業による取り扱いの実現
5.その他(税制について)
申告分離課税や損益通算等の適用
特に税制については、高い税率となる雑所得が適応されている仮想通貨税制に関して、税制が暗号資産への投資の阻害要因とならないよう以下の3点を強調しています。
- 総合課税から、申告分離課税への変更
- 仮想通貨間の交換は非課税とする
- 損益通算や損失の繰越控除を可能とする
資料全文はこちらから確認することができます。
参考CoinPost