仮想通貨相場急落の原因とは
10日の仮想通貨相場は全面安の展開となりました。
主要仮想通貨20種はトロン以外、全て下落しており、ビットコインは4000ドルを1時間ほどで下回りました。FXcoinの松田康生氏は、コインテレグラフ 日本版の取材に答え、「ロングポジションへの傾き」、「相次ぐ悪材料」、「ビットメインのジハン・ウー退任報道」を急落の要因にあげています。
4130ドル付近で推移していたビットコイン(BTC)は1時間ほどで5%以上下落。4000ドルを下回り3700ドル付近まで下落。
松田氏によると、ビットコイン相場は年末年始の三角保ち合いを上抜けた後、7日の上昇でロングポジションが急激に増加したことなどから、上値の重い展開が続いており、今回の相場急落は、ロングポジションの揺り戻しがあったと考えられるとのこと。
相次ぐ悪材料
他にも、「イーサリアムクラシック(ETC)へ51%攻撃」の被害が報告され始めたことや「金融庁の仮想通貨ETF承認検討」報道が誤報だったこと、政府機関の一部閉鎖が続く米国でトランプ大統領と民主党の協議が決裂したこと、などが考えられると指摘。
さらに、中国マイニング大手ビットメインの創業者であるジハン・ウー氏とツァン・ケチュアン氏が退任し、新たなCEOが就任するという報道が10日にあったことが追い打ちをかける結果となったと指摘。
以前から退任の噂はあったものの真偽は不明でしたが、ジハン・ウー氏の退任報道が確実なものとなりました。
ジハン・ウー氏は、「ビットコイン伝道師」ロジャー・バー氏と並んでビットコインキャッシュの支持者として知られており、ビットメインは大量のビットコインキャッシュを保有していることでも知られています。
特に、主要仮想通貨20種で一番下げ幅が大きいのはビットコインキャッシュで11%以上のマイナスとなり、先行して下落しています。
参考コインテレグラフ
仮想通貨レバレッジ取引所「bitbank Trade」3月31日でサービス終了
国内最大手の仮想通貨取引所「bitbank」が運営する、日本で最初の仮想通貨レバレッジ取引所「bitbank Trade」のサービスが終了することが明らかになりました。
競合他社の存在やbitbank.ccの取引量増加の影響を受け、「bitbank Trade」への流動性が低下したことが終了の理由とのこと。
なお仮想通貨取引所bitbankは今後も通常通り、運営を継続していく方針です。
残高BTCはbitbank.cc へ自動でデータ移行されるとのこと。
- 2019/02/01 (金) 12:00
– アフィリエイト機能停止 - 2019/03/01 (金) 12:00
– 新規登録停止 - 2019/03/15 (金) 17:00
– 四半期の売買停止 - 2019/03/22 (金) 17:00
– 来週の上場停止 - 2019/03/29 (金) 17:00
– 新規注文停止
– 決済注文停止
– 注文の全キャンセル
– BTC入金の停止 - 2019/04/01 (月) 17:00
– BTC出金停止
– bitbank.ccへのBTC移行
– BTCをお持ちのお客様に関しては、bitbank.ccへとデータを振替いたします
– ログイン停止
今日のビットコイン暴落、今年で5年連続という事実。
今日のビットコイン暴落、今年で5年連続という事実。 https://t.co/z9GqbThPBv
— こより (@vc_koyori) 2019年1月10日
わたしがツイッターに挙げたものになりますが、この時期のこのタイミングでのビットコイン暴落は、過去5年連続で起きているという事実が発覚しました。
期間は2015年〜2019年の5年間。
2016年:1月15日〜16日
2017年:1月11日〜12日
2018年:1月16日〜17日
2019年:1月10日〜11日
いずれも10%以上の暴落です。
暴落の原因として、どこかの国の税金売りが影響しているのではないか?という噂があります。
日本では年末までが税金の対象ですが、海外では時期が違うのかもしれません。
ただ、ここまでの影響力をもっている国とは一体どこなのか気になる所です。
あくまで噂ですが、5年も連続で同時期に暴落しているので、来年は警戒くらいはしておいたほうが良いかもしれませんね。