XRPがCorda Settlerの初期決済手段に採用
R3 is proud to announce the release of Corda Settler, an open source CorDapp that allows #Corda users to settle using any payment method. The first payment rail enabled for Corda Settler is the #XRP Ledger. Read the press release here - https://t.co/mxUIXPvG5R pic.twitter.com/NZgrA3BFDk
— R3 (@inside_r3) 2018年12月5日
分散台帳技術開発企業で世界最大の金融機関コンソーシアムを率いるR3とRipple Labs(リップル社)の関係は、ここにきて急速な好転を見せました。
リップル社とR3社との間で昨年から続いていた訴訟問題が9月に和解し、長引いた法的闘争に和解という形で終止符をうったことになります。
R3は12月5日、新たに企業向けグローバル決済のための汎用型清算アプリ「※:1 Corda Settler」を起動することを発表しましたが、そこで最初の決済手段として使われる仮想通貨として、XRPを採用すること決定。
R3のプレスリリースでは、XRPはCorda Settlerアプリ上でサポートされる「世界で認められた最初の仮想通貨」であり、「CordaとXRPのエコシステムをより緊密に連携させるものである」と述べています。
※1:Corda(コーダ)とは
ブロックチェーン技術Corda(コーダ)は、2016年11月にオープンソース化したR3社が開発を主導する金融機関向け分散台帳技術のこと。世界の大手金融機関70社で共同開発し、SBIから出資を受けている。
証券や金融派生商品(デリバティブ)の処理や決済など金融業界に特化した形で開発された、貿易金融プラットフォームで、複数の金融機関がリアルタイムに情報共有できるなどの利点があるという。
SBI決算資料によると、UBSが行った別の実験では、トレードファイナンスにおける決済期間が1週間から1時間にまで短縮し、従来の1/168となる時間短縮が実現したという。
今回発表されたアプリは「Corda Settler」と呼ばれ、ブロックチェーンを活用した国際的な送金を実現することとなります。
アプリ「Corda Settler」で使用されるブロックチェーンは、「Corda」ブロックチェーンを使用し、仮想通貨XRPを基軸通貨として使用することとなる。
参考CoinPost
仮想通貨取引所Biboxに、リップル(XRP)上場
XRP取引開始!
24時間取引高10位の仮想通貨取引所Boboxが、本日17時からリップル(XRP)取引開始。 https://t.co/Y4V7WnOtYC
— こより (@vc_koyori) 2018年12月6日
CoinMarketCap上での24時間取引高10位に位置する仮想通貨取引所Biboxは、リップル(XRP)の上場を発表。
XRPの入出金は、12/06/2018 11:00 A.M. (GMT+8時間)、日本時間本日の12:00で既に開始しています。
取引開始は、日本時間で本日の17:00から開始。
取引ペアは以下のとおりです。
- XRP/BTC
- XRP/ETH
大手ブロックチェーン企業4社がブロックチェーン促進団体を結成
欧州においてブロックチェーンや仮想通貨に関する規制が不明確な状況を打破すべく、リップル社やネム財団等4社ブロックチェーン技術を促進する事が新たな団体「Blockchain for Europe」を結成するが発表されました。
プレスリリースによると、ブロックチェーン業界が団結して責任ある規制当局や政治家へこの新興技術の可能性を訴える「Blockchain for Europe」は欧州において初の団体となり、参加企業は以下の通りとなっています。
- リップル社
- ネム財団
- Emurgo
- Fetch.AI.
この団体は、日本で言うところの日本仮想通貨交換業協会『JVCEA』に似ていて、各種ルールを整備し、ブロックチェーン市場の健全化を図ることを目的としています。
同団体は既に先月27日に4つの欧州議会団体とカンファレンスを主催し、世界中からガバナンス、仮想通貨、医療等、様々な業界から専門家や起業家が集い、規制当局とブロックチェーン企業の直接的な対談の場が設けらたりしており、今後のブロックチェーン産業の発展が期待されます。
参考CoinPost