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3通貨(BTC・BCH・MONA)総額約67億円が不正流出
【重要】現在発生している仮想通貨の入出金停止に関する経緯と今後の対応について、当社のプレスリリースより詳細をご報告しておりますので、ご一読をお願いいたします。https://t.co/Foy9Me6K0v
— Zaif - 暗号通貨取引所 (@zaifdotjp) 2018年9月19日
19日、国内仮想通貨取引所Zaifがハッキング被害になっていたことが明らかになりました。
17日からZaifでサーバー障害が続いており、原因がわかっていませんでしたが、ハッキングによるものということが判明しました。
Zaifの公式発表によると、ハッキングにより盗まれた仮想通貨はビットコイン(BTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、モナコイン(MONA)の3通貨で、総額約67億円相当分が不正流出していたとのこと。
盗まれた67億円の内訳は未だ公式発表では明らかになっていませんが、犯人のアドレスから次の内訳が想定されています。
まとめ
BTC: 1FmwHh6pgkf4meCMoqo8fHH3GNRF571f9w (5966.1 BTC = 42億9500万円)
BCH: qrn0jwaq3at5hhxsne8gmg5uemudl57r05pdzu2nyd (1N4Gz8QqVs3yXfKos46G8JJwW8Mpcb41YJ) (42327.1 BCH = 20億5200万円)
MONA: MBEYH8JuAHynTA7unLjon7p7im2U9JbitV (6236810.1 MONA = 6億3800万円)
= 69億8500万円— Cheena (ちーな) (@CheenaBlog) 2018年9月19日
- ビットコイン:5966 BTC = 42億9500万円
- ビットコインキャッシュ:42327 BCH = 20億5200万円
- モナコイン:6236810 MONA = 6億3800万円
ユーザー(顧客)への補償は、フィスコからの資金提供(50億)で返還するとしていますが、キャッシュでの返還なのか、仮想通貨での返還なのかは、はっきり言及されていません。
提供を受けた資金により、消失した仮想通貨を調達し、お客様の資産に被害が及ばないように準備を行う予定です。
「消失した仮想通貨を調達」とあるように、仮想通貨での返還かと思えば、Zaif買収を予定しているフィスコの田代社長は『補償方法はキャッシュになると思うが…』とも発言しているようです・・・。いまのところ真相はわかりません。
顧客資金の補償については現時点で明確には決まっていないが、「コインチェックの事例をみる限りでは金融庁の意向は全額補償だろう。(事例を鑑みると補償方法は)キャッシュになると思うが、税制や会計上詰めなくていけない点だ。
【独占取材+動画】渦中のフィスコ仮想通貨事業トップに聞く Zaif支援交渉劇の舞台裏
フィスコがZaifを買収する方向へ
弊社は、本日(平成30年9月20日)、JASDAQ上場企業である株式会社フィスコのグループ企業である株式会社フィスコデジタルアセットグループの子会社を通じて、弊社に対して、50億円を提供する金融支援、弊社の株式の過半数を取得する資本提携、過半数以上の取締役及び監査役の派遣、を検討する内容とする基本契約を締結するに至りました。
フィスコがテックビューロの過半数の株式を取得することで、実質的にZaifはフィスコの傘下に入ることになります。
さらに、株式会社カイカと技術提供を内容とする基本契約を締結し、セキュリティ強化とサービス再開に向けて動いています。
弊社は、本日、株式会社カイカ(JASDAQ上場,証券コード2315)との間で、弊社に対して、セキュリティ向上のための技術提供を内容とする基本契約を締結するに至りました。
銀行・証券・保険・物流・情報サービスなど多くの業種において、システムを構築をサポートしている株式会社カイカは、仮想通貨交換所システムも提供していることから、一刻も早い入出金の再開に期待が持てます。
20日現在で入出金が停止しているのは、ビットコイン(BTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、モナコイン(MONA)とカウンターパーティのZAIF、XCP、BCY、SJCX、FSCC、PEPECASH、CICC、NCXCになります。
日本円の出金やイーサリアム(ETH)、ネム(XEM)は通常通り出金可能となっているので、今のうちにウォレットや他の取引所に移しておくことをおすすめします。
XRPが再び急騰、40円を突破
仮想通貨XRPが再び急騰、40円を突破|リップル社主催の国際カンファレンスを10月1日に控えるhttps://t.co/zSRfRsVh2F
仮想通貨XRP(リップル)が、再び大きな急騰を記録した。
ビットコインの相場が上昇に転じ始めたタイミングで急騰、前日比で14.7%のプラス、日本円で40円をついに超えた。— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2018年9月20日
Zaifのハッキング被害があったことで、相場に不安感が漂っていた中、リップル(XRP)が40円を超える急騰をみせました。
要因としては、資産額アメリカ第9位のPNC銀行がリップルネットへの参画を表明、10月1日に開催を控える、米リップル社が主催する国際カンファレンス「SWELL 2018」の期待感だろうとされています。
ファンダメンタルズではあまり価格に影響しないとされていたリップル(XRP)が、ここに来て急騰しています。
日本でも人気の高い仮想通貨リップル、今後の動きに要注目です。
OKcoin USAがXRPの取扱いを開始
We are excited to launch five new tokens on OKCoin! The five new tokens will be paired with USD, BTC and ETH. Read our Press Release for more details:https://t.co/e7e0LkkVoM#Cryptocurrencies #Exchange #Growth$ADA $XLM $XRP $ZEC $ZRX
— OKCoin (@OKCoin) 2018年9月19日
米国の21の州で新たにXRP、Cardano(ADA)、Stellar(XLM)、Zcash(ZEC)、0x(ZRX)の5つの通貨引が可能になりました。
Upbitシンガポールの立ち上げを正式発表
アルトコインに追い風|Binanceに続きUpbitも仮想通貨規制に寛容なシンガポール拠点立ち上げを発表https://t.co/ZjS0qJ8Ypk
日本に直接関係ないNEWSも、規制に則った海外取引所の展開が大きな追い風を呼ぶかもしれない
Binanceも、5〜10の法定通貨ペアを有する取引所開設を目指すなど、動きが活発に— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2018年9月20日
韓国最大手仮想通貨取引所「Upbit」を運営するDunamu社が、Upbitシンガポールの立ち上げを正式発表しました。
2018年10月より本格稼働の予定です。
今週前半には、世界最大の仮想通貨取引所BinanceもBinanceシンガポールの立ち上げを発表しており、法定通貨シンガポールドルと仮想通貨の交換が可能になるのは同国史上初めてのこと。
仮想通貨市場がグローバルな市場へと着実に拡大しています。
UpbitやBinanceは仮想通貨取引ペアが多いことでも有名で、取引ペアが多い取引所が世界各国で増えることは「アルトコインの追い風」になっているとも言われています。