[8月17日こよりが注目する仮想通貨ニュース]

Nasdaq、仮想通貨に関する共同事業設立へ

TheICOJournalの報道によると、証券取引所世界2位のNasdaqとウィンクルボス兄弟が運営する取引所Geminiが、グローバル規模で市場流動性を促進するための「共同事業」へと踏み出しているとのこと。

まだ具体的な計画は発表されていません。

Nasdaqの仮想通貨業界進出が本当なら相場への影響もありそうなものですが、正式な発表ではないということもあってか、価格への影響はさほどありませんでした。

NasdaqとGeminiとの関係性

以前ブルームバーグ紙にて、Nasdaqを持つNasdaq Inc.が米国シカゴ市で、仮想通貨取引所GeminiやSBIバーチャル・カレンシーズを含む複数の企業と共に秘密会議を行ったと報じられている他、Geminiの所有者であるウィンクルボス兄弟は、数カ月前、Nasdaqに、BTCとETH取引に対するマーケット・サーベイランスを依頼した経緯があります。

CoinPost

接点が無いわけではないので、NasdaqとGeminiとの共同事業設立が正式に発表される可能性はありそうです。

「共同事業」が事実であれば、仮想通貨市場拡大に繋がるニュースになると思うので、今後も引き続き注目していきたいと思います。

バイナンス:ヨーロッパに法定通貨建ての新取引所「Binance LCX」を設立

業界最大手の仮想通貨取引所バイナンスは、中央ヨーロッパに位置する「リヒテンシュタイン公国」で、法定通貨建ての新取引所「Binance LCX」を設立すると発表しました。

Binance LCX取引所は、初めにスイスフラン(CHF)とユーロ(EUR)ペアでの仮想通貨取引を提供した後、ペアを増やしていく予定とのことです。

ちなみにLCXとは、リヒテンシュタイン・クリプトアセット・エクスチェンジの略称です。

リヒテンシュタイン首相はBinance LCX取引所を歓迎、以下のように述べています。

「Binance LCX」は、リヒテンシュタインの人々に歓迎されるだろう。 ブロックチェーン技術はまったく新しい業界の基礎を築いており、リヒテンシュタインにおける既存、及び将来の法的枠組みが、リヒテンシュタインの”Binance LCX”および他ブロックチェーン企業が優れたサービスを提供するための”確かな基盤”を提供すると確信している。

businesswire.com

Binanceは、このリヒテンシュタインを足がかりに欧州展開をサポートする戦略的な拠点にするのではないかと推測されます。

新規ユーザーを獲得するには「フィアット建て」が有効な手段のひとつと考えられるので、こういった業界最大手の取引所が各国でフィアット建ての取引所を構えるということは、仮想通貨市場拡大に繋がるので応援していきたいところです!

ネム(NEM/XEM)、ニュージーランドの仮想通貨取引所Easy Cryptoに上場

ネム(NEM/XEM)がニュージーランドの仮想通貨取引所Easy Cryptoに上場しました。

取引所ペア

  • XEM/NZD(ニュージーランドドル)
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