[8月6日こよりが注目する仮想通貨ニュース]

カストディサービスの提供は模索段階

Bloombergの報道によると、ゴールドマンサックスは仮想通貨ファンドに対し、カストディ・サービスの提供を検討しているとのこと。

カストディ・サービスは、ハッカーの攻撃などから投資を守りたい顧客に代わって証券を管理することで、リスク軽減につなげる為のサービスです。

最近では、野村ホールディングス米国最大手コインベースなども仮想通貨のカストディ・サービスを取り入れています。

 こよりと学ぶ仮想通貨 
コインベースが導入してる『カストディサービス』ってなに!?|こよりと学ぶ仮想通貨
https://koyoriblog.com/coinbase-custody-service
米国仮想通貨取引所大手のコインベース(Coinbase)が、カストディサービスに約40種類の仮想通貨を追加することを検討していると発表がありました。 今回は、カストディサービスについて解説していきます! Contents

ただ今回報じられたゴールドマン・サックス(GS)に関しては、報道機関からの発表であり、GSからの正式な発表ではありません。

なおGS広報は「現時点ではデジタル資産サービスの提供範囲内で行う結論には至っていないが、顧客の関心に応え模索している」と述べています。

ハッキング等など、セキュリティが問題視されている仮想通貨。

信頼のおける企業がしっかり保管・管理してくれるサービスを提供することで、大口の機関投資家なども安心して仮想通貨市場に参入しやすくなります。

莫大な資金を持っている機関投資家などが仮想通貨市場に参入すれば、今後ますます仮想通貨市場は発展していくでしょう!

ビットコインキャッシュ(BCH)基軸の取引所Voltaireが開設

イギリスにビットコインキャッシュ基軸の取引所「Voltaire」が開設されることがわかりました。

Voltaire取引所は8月中にサービスを開始予定としており、ビットコイン(BTC)とのペア取引から始める模様です。

また、開設から2ヶ月間は取引手数料は無料とのことです。

テックビューロ、国内でのCOMSAサービスのPRやマーケティングは当面見送る

仮想通貨取引所Zaifを運営するテックビューロは6日、同社のICOプラットフォーム「COMSA」のホワイトペーパーに記載した事業の進捗状況について報告し、国内でのCOMSAサービスのPRやマーケティングは当面見送るとしました。

100億円以上の資金調達をして話題になった、ICOプラットフォーム「COMSA」ですが、国内での仮想通貨・ICOの規制が強くなった影響で、実質的に身動きが取れない状況に追い込まれました。

COMSAが発行する「CMSトークン(コムサトークン)」は上場直後に比べ、現在の価格は10分の1程度まで下落しています。今のところ、使い道がないトークンなので下落するのは当然かもしれませんね・・。

ただ、COMSAのICOトークンセールの基盤プラットフォーム開発や、スイスを中心とする海外でのPRやマーケティングについては、欧州の子会社で実施予定とのこと。

日本では規制により身動きが取れないので、海外での事業を展開(拡大)させていく模様です。

実際、ICO総合プラットフォームの核となるCOMSA COREおよびHUB等のソフトウェア開発は進められています。

今後のロードマップ

もし今後、日本での規制が整いICOブームが再来するようなことがあれば、「COMSA」需要の拡大が期待されます。

問題は日本でのICO規制であって、「COMSA」ではないといことを再認識する必要があると思います。

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