韓国の釜山市のヘウンデに『クリプトビーチ』を設立するという計画が発表されました。韓国では仮想通貨関連の規制により優秀な技術者が海外に逃げてしまっており、国内に仮想通貨事業に専念できる場を用意することでこれに歯止めをかける狙いの模様です。
モデルはスイスのクリプトバレー
国際ブロックチェーンカンファレンス2018にて韓国釜山市のヘウンデに『クリプトビーチ』を設立する計画があることを韓国ICTフィナンシャル・コンバージェンス協会会長のオ・ジョングン氏が発表しました。
ジョングン氏は「政府のICO禁止措置などで多くの韓国企業や技術者が海外でICOを行っており、ビジネスチャンスを逃している。スイスのクリプトバレーのように韓国にも仮想通貨事業に専念できる場を用意しなくてはいけない。」と計画の重要性について主張しています。
韓国の仮想通貨熱はもともと高い
スイスは市民投票にブロックチェーンの技術を実験的に取り入れたり、税金や公的サービスの一部をビットコインで決済できたりと国をあげて仮想通貨の普及に取り組んでいます。
実際にスイスのようになるかはわかりませんが、韓国取引所に上場した銘柄が立て続けに高騰するなど、韓国の仮想通貨熱は非常に高いので、そのエネルギーを国内でビジネスに最大限活用することができれば、韓国の仮想通貨事業は非常に大きなものになるかもしれません。