ベルギー政府は仮想通貨関連の詐欺への注意喚起として、スキャムポータルサイト『te mooi om waar te zijn(都合が良すぎる)』を開設しました。被害にあった投資家たちがその情報を共有したり、気になる企業が過去に問題行動を起こしてないかを調べることができます。
都合が良すぎる話にご用心
ベルギーの政府機関FPSエコノミーは年々増加する仮想通貨関連の詐欺への注意喚起として、スキャムポータルサイト『te mooi om waar te zijn(都合が良すぎる)』を開設しました。
騙されるなどの被害にあった投資家たちが、その体験を書き込んで共有できるようになっていたり、自分が投資しようとしている企業が過去に法に触れるような行いをしていないかどうか調べることができます。
自分で調べることが大事
ベルギーでの仮想通貨関連の詐欺は年々増加しており、2017年の被害額は確認されているだけで250万ドルにもなります。被害を報告していない、もしくは被害にあったことに気づかれてない人も多くいるため、FPSエコノミーは実際には1億5000ドル以上の被害が出ている可能性があると指摘しています。
このサイトは自分の投資先がスキャムでないか調べるのに便利であるのは確かですが、どんな情報にも不備はつきものです。投資をおこなう際は、投資先の情報を複数のソースをもとに多面的に見た上で、自分でしっかり考えて決断することが重要と言われています。