仮想通貨取引をアシストしてくれるアプリを提供するTaylorがハッキングを受け、2578ETH(約150万ドル)と自社トークンのTAYの一部が盗難されました。Taylorは現在今後の対応を検討しており、結論がでるまでTAYトークンを売買しないように呼び掛けています。
150万ドル以上盗まれる
Taylorはハッキングによって、2578ETHと自社トークンのTAYの一部が盗難されたことを明らかにしました。
Taylorはシグナルサービルとトレーディング機能の両方を備えたモバイルアプリを提供しており、仮想通貨にまだ慣れていない方でも簡単にトレードができるようにすることを目指したプロジェクトです。
盗まれたトークンが分散型取引所IDEXにてダンプ(大量の売り注文を出して値段を下げる行為)に使用されていることが特定できたため、現在TAYトークンを取扱いしているIDEXとEtherDeltaに上場廃止するように要請しているとのことです。
今後の対策
Taylor側は今回の盗難の影響で、新トークンの発行、トークンスワップ、リブランディング、プロジェクトの廃止(盗難により資金難に陥っているとのこと)など様々な対応を検討しています。
結論がでたら発表するのでそれまでTAYトークンの売買をしないでほしいと投資家に呼び掛けています。