アルゼンチンの銀行、BancoMasventasはBitexと提携し、ビットコインを使った国際送金のサービスの提供を目指していることがわかりました。従来の送金方法より、安く早く多くの国に送金が行えると主張しています。

SWIFTの代わり

アルゼンチンの銀行であるBancoMasventasはブロックチェーンスタートアップ企業のBitexと提携して、ビットコインを使った新たな国際送金のサービスを始めていくことをFacebookにて明らかにしました。

同行によると従来の国際送金のシステムであるSWIFT(国際銀行間通信協会)に替わるサービスを目指しているとのことです。

サービスの3つの利点

新サービスの利点として同行のウェブサイトにて以下のように主張しています。

・SWIFTなどの国際的な機関が仲介者として存在せず、直接のやり取りになるので、手数料が削減できる。
・24時間以内に送金と受け取りをすることができる。
・50か国以上のさまざまな国へと送金できる。

これらはすべてビットコインが持つ特徴、個人でいつでもどこでも資金のやり取りができるという点を活かしたものです。

最近でも三菱UFJが独自通貨を開発したり、国際送金のテストを行ったことが話題になりましたが、銀行の業務は少しずつ仮想通貨もしくはブロックチェーンへの移行が進んでいる模様です。

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