Blockchain Capital Partnerのスペンサー・ボガート氏は4日、ゴールドマンサックス以外の金融機関も仮想通貨市場に参入していくと予測しました。理由として『仮想通貨市場はすでに非常に大きくなっていて、金融機関も無視することはできない』と述べています。

ゴールドマンサックスの参入は大きな一歩

ボガート氏は、ゴールドマンサックスの仮想通貨市場への参入について、大きな一歩であり他の金融機関もこれに続いていくだろうとの見方を示しました。

ゴールドマンサックスは先日『顧客からたくさんのリクエストがあり、それに応える』としてビットコインのトレーディングデスク開設に向けて動いてることを明らかにしています。

無視することはできない

理由としてボガート氏は、昨今の仮想通貨市場の盛り上がりとそれにともなう取引所の急成長ぶりを挙げ、『仮想通貨市場はとても大きくなり、もはや無視することはできないだろう。取引の活発なCoinbaseやBinanceに流れている額は相当なものであり、このままだとウォール街の銀行のいくつかを超えてくるかもしれない。参入しなければおいてかれるリスクがある』と指摘しました。

現在世界一の取引量と登録者数をほこるBinanceですが、設立から半年で取引量は20億ドルを超えており、ほかに例を見ない驚異的なペースで成長していると言えます。

この勢いを見る限り、確かに既存の金融機関に対し焦りを与えていてもおかしくなさそうです。

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