Binanceは、アフリカの団体made in Africa、Msingiと提携し、ウガンダの経済発展と若者の雇用を支援していくことを発表しました。政府や中央当局の支配を必要としない技術であるブロックチェーンが世界でもっとも腐敗が進んだ国のひとつとされるウガンダを変えるきっかけになると考えているようです。

ウガンダの経済発展と若者の雇用を支援

世界最大の仮想通貨取引所BinanceのCEO Changpeng Zhao(通称CZ)氏は自身のTwitterで『ブロックチェーンを通じてウガンダの経済変革と若者の雇用を支援するために、made in Africa、Msingiと提携する』と発表しました。

同氏はウガンダに直接出向き、ウガンダのブロックチェーン協会(BAU)とミーティングの場を設け、お互いどのような形で協力していけるかについて話し合いました。

またブロックチェーンを使ったビジネスに取り組む若者のための支援と訓練も約束しています。

ウガンダの厳しい現状

ウガンダは2017年の世界腐敗認識指数(政府と公務員の腐敗の度合いをあらわしたもので順位が低いほど腐敗が進行しているとされる)で180か国中151位であり、政府が崩壊状態となっています。当然経済も破綻しており、世界でもっとも貧しい国の一つとして知られています。

Binanceは政府や中央当局の支配を必要としない技術であるブロックチェーンが、ウガンダのように管理者が腐敗していることで苦しんでいる国の人々を救うことができると考えているようです。

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